預金を取り崩さずに生活資金を増やす方法(前編)第2回のテーマ(前編)〜定年時の金融資産とお金の寿命〜

2011年3月17日

前回の記事では、あなたが平均余命まで長生きした場合に、ゆとりのあるセカンドライフを送るには、公的年金だけではかなり生活費が不足するということを実感していただきました。

第2回の前編では、さらにリタイア後の資産に焦点を当てて、具体的に考えていきたいと思います。

定年時の金融資産とお金の寿命

(図1)お金の寿命

仮に60歳で退職するまでにあなたが蓄えた資産を、1,000万円、2,000万円、3,000万円の3タイプと想定して、このお金が何歳までもつか試算してみたのがこの右の図です。1

現在が50歳男性の方の場合、平均余命は32年ですので、リタイア後の余命は22年となります。第1週でご紹介した方法でセカンドライフに必要な生活費を計算してみると2,904万円(132万円×22年)となりますので、定年時の貯蓄が2,000万円あったとしても、約904万円(約7年分)不足してしまうという結果になりました。2

(図2)50歳男性の方の場合

リタイアするまでに、蓄えておく必要のある金額はご想像どおりですか?

それでは、この生活費の不足分はもちろん、そのほかの支出(住宅修繕費、万が一の場合の医療介護関連費など)もカバーして、セカンドライフのお金の安心を手に入れるには、どうしたら良いのでしょうか?

まず、最初にご提案したいのは、「個人年金保険の活用」です。後編では、個人年金保険のしくみをわかりやすくご紹介します。

後編の記事はこちら