お金を増やすためのノウハウ(前編)第4回のテーマ(前編)〜積立運用の効果〜

2011年3月31日

特集『これからを楽しむための資産運用術』も、今回がいよいよ最終回です。

個人年金保険には加入したいけど、まとまったお金がない。金融商品をいろいろと運用しているが、このままでいいのか不安…。そんな方にぜひお伝えしたい、お金を増やすための「ノウハウ」があります。

まず、「まとまったお金がない」という方におすすめしたいのが「積立運用」です。 「積立運用」なら、少ない金額でも効果的に増やすことができます。

それではその効果を具体的に見ていきましょう。

積立運用の効果 1.手軽に始められる

長い期間、積立運用することでこれだけ大きい効果が期待できます

「まとまったお金はないけど、月々数万円なら運用に回すことができそう。」と、考えられている方は多いのではないでしょうか。

例えば、あなたが現在50歳であると仮定して、定年になる60歳までに、毎月5万円を10年間(10年間の合計600万円分)、将来のために運用に回すとします。

仮に金利0.1%の預金に預け入れておいた場合、10年後の受取利息は3万円程度にしかなりません。

一方、毎月一定額を購入する積立タイプの投資信託で運用した場合、運用利回りが年平均3.0%だとすると、10年後には約98万円の運用益となります。
投資した金額も期間も同じなのにこの差は歴然ですね。

積立運用を続けるポイントは、月々の積立額を日常生活に負担にならない程度に抑えること。
少ないと思われる金額でも長い期間、積立運用することの効果は絶大です。これなら無理なく積立運用をはじめられますね。

積立運用の効果 2.分割購入でリスク軽減

みなさまの中には「投資信託は元本割れのリスクがあるから心配。」という方もいらっしゃると思います。

たしかに、投資信託は価格が変動する金融商品で元本保証はありませんので、購入するタイミング次第では元本割れしてしまうリスクがあります。

この高値買いしてしまうリスクを少しでも軽減するために有効な方法も、やはり「積立運用」なのです。
定期的に定額を積み立てていく、という積立運用は、いいかえれば、購入回数を複数回に分けて投資することになります。

ドルコスト平均法 月々の投資金額を一定とし、投資対象が高くなっている時には少ない口数、安くなっている時には多い口数を購入する方法。これにより、購入価格が安定し、高値買いのリスクを減らせるメリットがある。

これは、「ドルコスト平均法」という投資手法と同様のメリットがあります。

ドルコスト平均法を用いれば、投資対象が高くなっている時には少ない口数、安くなっている時には多い口数を購入することができます。

こうすれば一回あたりの購入単価は、購入した期間全体を通じて、平均価格よりも低くなるのです。これなら購入価格が安定するので、投資タイミングに迷うことなく、また高値買いのリスクをおさえて運用することができます。

積立運用を続けるポイントは、月々の積立額を日常生活に負担にならない程度に抑えること。

積立運用の効果はご理解いただけたでしょうか?
これなら、「まとまったお金がない」という方も積立運用を行えば、「個人年金保険に加入するために必要な貯蓄額が確保できる!」という方も多いのではないでしょうか。

後編では、今回ご紹介した「積立運用」をはじめ、さまざまな金融商品の運用をすでに始められている方のために、「運用開始後のメンテナンス」についてご説明いたします。

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