ダイバーシティ TALK育児・家事との両立

現在の業務/東京スター銀行でのキャリアについて

私は、2011年5月に入行し、現在は店舗でファイナンシャルアドバイザーとしてリスク商品のセールスを担当しています。2013年2月に産休に入り、3月に出産、出産後その年の12月に復職しました。育児休業を1年未満で切り上げて復職した理由の1つは、私の住んでいる地域では保育園に入るのが難しく、計画的に動く必要があったことです。そしてもう1つの理由は、ちょうどその頃復職したいという気持ちになっていたことです。子どもと過ごす時間はとても幸せなものでしたが、ずっと家にいると社会に取り残されてしまうような感覚になり、業務についていけなくなる危機感がありました。

復職するにあたって、他部署への配置転換の希望を出すことも考えました。しかし、自分の得意分野である営業職として復職するほうが会社に貢献できるのではないかと思い、ファイナンシャルアドバイザーとして店舗に復職しました。

仕事と育児の両立サポート

育児休業取得後の変化

土地柄もあるのでしょうか、私が勤務している店舗には専業主婦やお年寄りのお客さまが多く来店されます。お客さまとお話している時に、お客さまのお子さまやお孫さまの話をする際に、その方たちの気持ちや状況を深く理解できるようになりました。お客さまの気持ちや人生に一層寄り添えるようになったのです。育児をして得た経験が人としての厚みとなり、お客さまと信頼関係を築く上でプラスになったと実感しています。

また育児・家事のために時間の制約がある中で、どのように数字目標を達成するかを考えるようになりました。育児休業取得前の私は、周囲に頼らず一人で頑張ってしまうタイプでした。復職後は、自分ひとりで抱え込むのではなく、周りの方々と十分にコミュニケーションを取ってサポートをお願いするようにしています。チームで結果を出す喜びも今まで以上に感じています。

プライベートとの両立の工夫

あえて家事の手抜きをするようにしています。例えば食事の支度は、食材キット・冷凍食品・レトルト・外食も利用し、また料理をするときは多めに食材を切り冷凍しておく、掃除については、部屋の片付けは隙間時間で行い、寝る前にロボット掃除機をかけるなどです。また、子どもの寝かしつけをしないで済むように、子どもが一人で早い時間に寝られるよう、育児休業取得中に規則正しい生活をするトレーニングをしました。子どもと一緒に寝ないようにすることで、親も自分の時間を作ることができ、ストレスがたまりません。

夫も育児に巻き込むようにしています。以前は帰りの遅い夫でしたが、事前に夫婦でよく話し合いました。私が復職した後、夫が1ヵ月ほど休暇を取り、保育園への送り迎えをはじめ私が帰宅するまでの子育て全般を担当してくれました。それをきっかけに、育児の大変な部分を理解し主体的に子育てに関わってくれています。男性も2、3週間でも育児休業を取得することで、子どもの成長を実感し、妻の苦労を理解し、ご自身の働き方を見直すきっかけになるのではないかと思います。

育児休業取得率DATA

心に残る一言

以前勤務していた店舗での、女性上司の言葉が心に残っています。その上司には二人のお子さんがいるのですが、子どもを持つかどうか迷っているとき、「仕事と育児との両立は大変だけど、子どもは可愛いよ」と言われて背中を押されました。また、「無理をし過ぎないように。体を壊すまでやってはいけないよ。自分のことは自分で守らないと。」と言われたことも心に残っています。

今後の目標・展望など

今は、周囲の方たちがサポートしてくれるので特に困っていることはありません。しかし、残業が当たり前と思われたり、長時間働ける部下を優遇する環境だったりすると、家庭と仕事を両立している女性が活躍するのは難しいと思います。女性の活躍や多様な働き方を理解し認める環境でないと、働きにくくなってしまう。育児だけでなく、介護など抱えるものは人それぞれですので、立場が異なる人を認め合い尊重し合える環境が必要だと感じます。

今は、生産性を高めることに注力しています。ますますキャリアを磨き、後輩を育てる役割も担いたいです。将来的には私を励ましサポートしてくれた女性上司のような管理職を目指したいと思っています。

女性管理職インタビュー