資産運用は人生の豊かさを左右するもの。
戦略的に資産運用を考えてみませんか。

  • お金の増やし方
  • 2018.11.01
資産運用は人生の豊かさを左右するもの。戦略的に資産運用を考えてみませんか。 資産運用は人生の豊かさを左右するもの。戦略的に資産運用を考えてみませんか。

資産運用は難しい・・・・そう思って担当者に勧められるまま、
その時々の流行の金融商品を購入してそのままにしているという方も多いのではないでしょうか。

しかし、資産運用は人生の豊かさを左右するもの。

行き当たりばったりな運用では、資産を守ることはできません。
そこで今回は、戦略的な資産運用についてご紹介しましょう。

資産運用に伴うリスクを抑え、効率的なリターンを上げるために有効な方法に「アセットアロケーション」という手法があります。

これは、値動きの異なる複数の資産に配分して投資を行うこと。
ポイントは、"値動きの異なる"(=相関が低い)資産を組み合わせるということです。

これにより、マーケットを揺り動かすようなイベントが起きても、全資産が一斉に暴落するリスクを低減することができます。

ここでいう「資産」とは、株式の銘柄や個々の投資信託といった商品単位の話ではなく、「国内債券」「国内株式」「海外債券」「海外株式」「REIT」といった、もうひとつ上の枠組み(アセットクラス)のこと。

ご自身が保有している金融商品を、アセットクラスごとに整理して捉えることが重要です。

たとえばNTTドコモの株式と日本株オープンという投資信託を持っている場合、いずれも日本経済の動向に大きく影響を受ける「国内株式」のカテゴリーに属するため、これらを組み合わせてもリスク分散にはなりません。

健康を維持するために、パンとか牛肉といった具体的な食べ物ではなく、「炭水化物」「タンパク質」といった「食品群」として捉え、栄養バランスを取ることが重要なのと同じです。

では、どのように考えてアセットアロケーションすればいいのでしょうか。

配分を決めるには、外部環境と内部環境の両面から考える必要があります。
外部環境とは、中長期的な経済動向です。

簡単に言うと、景気が上向きのときは株式や不動産(REIT)を多めに配分して積極投資を、下向きのときは債券の割合を多くして保守的な姿勢をとるのがセオリーとなります。

内部環境は、投資家の運用目的やリスク許容度を指します。
リスク許容度とは、投資家がどれくらいの値下がりまで我慢できるかということ。

投資においては誰しも高いリターンを望むものですが、リターンとリスクは比例するので、ハイリターンを望むなら大きなリスクを覚悟する必要があります。

仮に100万円投資した場合、90万円までなら我慢できるのか、70万円か、はたまた半分になっても大丈夫なのか・・といった点を考えてみる必要があるでしょう。

また、自分自身のリスクに対する感覚とは別に、客観的な尺度もあります。

他の条件が同じ場合、年齢は若いほうが、資産や収入が多い人のほうが、大きな支出予定が少ない人のほうが、リスク許容度は高くなります。

これは、一時的に元本を大きく割るような事態になっても、働いてお金を稼ぐことができたり、余裕資金が多く長期での投資が可能であったりするからです。

リスク許容度の高い人ほど、ハイリターンをねらえる株式や不動産への投資を多くでき、許容度が低い人ほど値動きが穏やかな債券を中心に運用するのが無難です。

また、国内と海外という視点では、一般的に為替リスクがあるぶん国内より海外(海外の中では先進国より新興国)に投資する方がリスクは高くなりますので、許容度の低い人は国内中心、あるいは為替ヘッジをしたほうが安心でしょう。

このようにして、大まかにでもアセットアロケーションを考えたところで、具体的な金融商品の検討に入るのが本来の手順です。


リスク許容度に応じたアセットアロケーションの例

リスク許容度に応じたアセットアロケーションの例 (モーニングスター社提供の投資スタイル診断ツールより抜粋)
http://www.morningstar.co.jp/help/asp/tsb_is.html



ところで、アセットアロケーションは一度したら終わりというわけではありません。

経済見通しやリスク許容度などにより資産を配分しても、その後株が値上がりすれば、資産全体に占める割合はふえています。

そこで、値上がりしている資産を売り、値下がりしている資産を買うことで、元の配分に戻す「リバランス」を行うことが重要です。

これを1年に1度など定期的に行うことで、安いときに買って高いときに売るというシステムが働き、運用成果が高くなることが知られています。

また、経済が大きく動いた時や、定年退職などライフスタイルの変化や加齢に伴いリスク許容度が変わったときには、配分の方針そのものを見直す「リアロケーション」を行うことも重要です。

「運用成果の9割方がアセットアロケーションによって決まる」とも言われます。

この機会に一度、ご自分の資産を俯瞰して、戦略的なアロケーションを作ってみてはいかがでしょう。

和泉 昭子(いずみあきこ)

プロフィール
和泉 昭子(いずみあきこ) 生活経済ジャーナリスト/ファイナンシャル・プランナー
横浜国立大学卒業後、出版社・放送局を経て、フリーのキャスターに転身。
NHKを中心に、ニュース・情報番組を担当。
95年CFP®(ファイナンシャル・プランナー上級資格)取得後、現職へ。
現在は、メディア出演や講演活動、個人相談などを通じて、マネー情報を発信。
早稲田大学大学院ファイナンスMBA。株式会社プラチナ・コンシェルジュ代表取締役。

東京スター銀行では、これから資産運用をはじめようとお考えの方に対して、専門のアドバイザーがお客さまごとに適切な情報をご提供し、お客さまをサポートしております。


本資料は情報の提供を目的に、弊行が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性の保証、並びに特定の投資方針を推奨するものではありません。




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