配偶者の相続に配慮した民法改正。リバースモーゲージが残された配偶者の老後不安を解消。

  • お金の増やし方
  • 2018.11.29
配偶者の相続に配慮した民法改正。リバースモーゲージが残された配偶者の老後不安を解消。 配偶者の相続に配慮した民法改正。リバースモーゲージが残された配偶者の老後不安を解消。
現行民法には多くの問題が指摘されています。
その中でも注目すべき点は相続です。資産として遺せるのは自宅くらい……という方もいらっしゃるでしょう。
そこで現行民法の問題と、自宅を担保に利用ができる融資制度「リバースモーゲージ」についてご紹介していきたいと思います。

1. 現行民法の問題点とは?

現行民法は2022年に改正が予定されています。
近年の高齢化社会を受け、遺された配偶者の生活を改善しようとしています。

しかし、今現在の私たちが置かれている状況で、すでに問題が顕在化しているといわざるを得ません。その中のひとつ、相続における問題点についてご説明します。

ここでは法務省・民法(相続関係)部会の参考資料に掲載されている具体例をもとに、ご紹介します。

1.1 遺産分割によりマンションの長期居住権を取得する場合

・被相続者の夫はマンション2,000万円・預貯金3,000万円の相続財産を遺しました。
・相続人は妻と子A・Bの3人


(問題点)
遺産分割の状況によっては、妻が不動産を相続すると計算上預貯金を相続できる分が減ってしまいます。

現行法の法定相続に基づいて計算すると、各人の相続分は


・妻は(2,000万円+3,000万円)×1/2=2,500万円
・子Aは(2,000万円+3,000万円)×1/2×1/2=1,250万円
・子Bも子Aと同様1,250万円
となります。


そして、妻はこのままマンションに住み続けると仮定した場合、妻の相続分2,500万円からマンション2,000万円分を相続することになるので、預貯金は500万円しか相続できないという計算になってしまうのです。
※残りの預貯金2,500万円は子A・Bが相続

妻はこのまま自宅に住み続けたいがために自宅を相続したのに、預貯金の相続できる分が少なくて今後の生活費に不安が生じるという問題が発生してしまいます。

2022年の民法改正では「配偶者居住権」が新設され、この問題が緩和の方向に進むことが期待されていますが、現行民法上では依然問題は残ったままで、住み続けたい想いで自宅を相続したのに、相続する現金が減ってしまうということが多く見受けられます。

(参照:法制審議会民法(相続関係)部会 第15回会議(平成28年11月22日)参考資料10より)

2. 相続する現金が減ることで問題となる、残された配偶者の生活費不足

夫婦どちらかが先にお亡くなりになると世帯の年金収入は減少します。
そのうえ現行民法では、自宅に住み続けたいと考える配偶者にとって、相続できる現金が減ってしまうことになります。

民法改正によって緩和が期待されますが、今現在、問題を抱える方々にとって大きな課題だといえます。


たとえばご夫婦のどちらかが先にお亡くなりになり、1人分の年金収入だけになった場合、生活費はどう変わるでしょうか?

基本的に65歳以上の方は老齢年金を受給できます(*1)。
この老齢年金は、ご夫婦のどちらかが先にお亡くなりになった場合、世帯で受給できる額が減少することになります。

もし、お亡くなりになった配偶者が会社員だった場合(厚生年金加入者)、生前受給していた老齢厚生年金はおおよそ4分の3に減額にされた上で遺族厚生年金として受給できますが、自営業者だった場合(国民年金加入者)、お亡くなりになった方が生前受給していた老齢基礎年金がなくなるため、60歳以上の単身世帯では収支の不足分が40,715円になるというデータがあります。(*2)

夫婦2人でもらえる年金受給額で老後の生活を計算していたとすると、見直さなければなりません。

(*1)男性は昭和36年3月生まれまでの方・女性は昭和41年3月生まれまでの方は65歳より前に段階的に特別支給の老齢厚生年金を受給できる場合があります。
(*2)総務省 家計調査報告(2017年)による

さまざまな借入方式と返済方式

3. リバースモーゲージで、現行民法の問題も安心

このように自宅に住み続けることができても、年金収入の減少により老後の生活費が不足するケースもあります。

老後までに貯めたお金も、自宅をリフォームしたり、施設に入所する可能性もあるなど、もう少しあれば……と思うこともあるでしょう。

そんなときリバースモーゲージであれば、遺された配偶者の生活を支える手段として活用できます。

リバースモーゲージでは、現金化できる資産が自宅くらいしかないとお悩みの方でも
・住み慣れた自宅は手放したくないけれど、老後資金の足しにしたい。
・何かあったときのためにすぐに借り入れできる準備をしておきたい。
といったご要望も叶います。

リバースモーゲージは自宅を担保に融資を受ける制度です。

自宅の所有権は自分名義のままで今までどおり生活ができます。

特に東京スター銀行のリバースモーゲージ「充実人生」では、ご利用条件を満たしていれば、契約は配偶者でも引継ぎ可能なのでとても安心です。

現在の民法の問題を解決する一つの手段といえるでしょう。

老後資金でお困りの方は、経験と実績が豊富な東京スター銀行のリバースモーゲージ「充実人生」をぜひご検討ください。




<おすすめ情報>
@ 東京スター銀行のリバースモーゲージ「充実人生」

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