セキュリティ
お客さまにより安全に、より安心してお取り引きいただくため、東京スター銀行では、セキュリティ対策・金融犯罪におけるさまざまな取り組み・サービスを提供しております。
お客さまの大切なご資産を守るためにぜひご活用ください。
金融犯罪・セキュリティに関する重要なお知らせ一覧へ
- 2020年12月7日 インターネットバンキング「東京スターダイレクト」のログイン合言葉のリセットについて
- 2020年11月27日 【重要】インターネットバンキングによる不正利用の被害にご注意ください
- 2020年11月2日 SaAT NetizenにおけるWindows7 ServicePack 1の一部サポート終了のお知らせ
- 2020年9月30日 キャッシュカード利用時のお知らせメール設定による不正利用対策について
- 2020年9月3日 【注意喚起】東京スター銀行を騙ったウイルス付き迷惑メールにご注意ください
主な金融犯罪の手口近年増加している主な金融犯罪の手口と対策をご案内します。
- インターネットバンキングによる不正送金
- 振り込め詐欺
なりすまし詐欺 - 還付金等詐欺
- 盗難キャッシュカード
偽造キャッシュカード - 架空請求詐欺
ネットショッピング詐欺 - その他特殊詐欺
みんなで防ぐ金融犯罪
- 関連情報(外部サイトへ移動します)
■ 金融犯罪の手口(全国銀行協会)
■ ストップ詐欺被害!私はだまされない(日本放送協会)
- インターネットバンキングによる不正送金
-
【平成28年中の発生件数:1,291件、被害額:約16億8,700万円】※1
※1出典:警察庁広報資料手口のポイント
- 端末をウイルスに感染させ、認証情報※2を盗取
-
パソコンやスマートフォンをウイルスに感染させ、認証情報を盗取して悪用する手口です。
最近ではワンタイムパスワードを盗み出すウイルスも確認されています。
- 偽サイト(フィッシングサイト)に誘導して認証情報を入力させ、盗取
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パソコンやスマートフォンをウイルスに感染させたり、銀行になりすましたメールを送り、偽のサイトに誘導させて認証情報を盗み出す手口です。
※2 認証情報:ID、パスワード、合言葉、乱数表の値など、インターネットバンキングを利用するために必要な情報
対策のポイント
- パソコンやスマートフォンなどの端末をウイルスに感染させない
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具体的には、市販のセキュリティ対策ソフトや、銀行が無償で提供しているSaAT Netizenをインストールし、常に最新の定義ファイルに更新したうえで定期的にスキャンを実行するなどの対策を講じましょう。
- IDやパスワードを電子データで保存しない
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認証情報をハードディスクやメモリ、クラウド上の保存領域などに、電子データとして保存しないようにしましょう。ウイルスがこれらの情報を盗み出し、悪用されるケースが増えています。
- 怪しいメールは開かずに削除
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インターネットバンキングを利用する際は、あらかじめ登録しておいたブックマークからサイトにアクセスするか、銀行のホームページからインターネットバンキングへアクセスするようにしましょう。フィッシングメールにより、偽のフィッシングサイトに誘導されてしまう場合があります。
その他のポイント
- 不特定多数の人が利用できるようなパソコン(ネットカフェやホテルなどの宿泊施設に誰でも利用できるものとして設置されている機器)でインターネットバンキングを利用することは大変危険ですので、極力避けましょう。
- 無料の公衆無線LAN(お店や携帯電話会社が無料で提供しているWiFiスポット等)を通じてインターネットバンキングを利用することは大変危険ですので、極力避けましょう。
- パソコンやスマートフォンなどのOSやソフトウェアは、常に最新の状態を保ってください。特に下記については細心の注意を払ってください。
OS ブラウザ Adobe Flash Player Adobe Acrobat JAVA
- 振り込め詐欺
なりすまし詐欺 -
手口のポイント
- 犯人は名前や生年月日、家族構成などをあらかじめ調べている場合がありますので、それだけで相手を信用しないようにしましょう。
- 複数名の犯人が上司・同僚・弁護士役などを名乗るなど、信じ込ませるためのストーリーが巧妙化しています。女性が加担していることもあります。
対策のポイント
- どんな理由であっても、お金やキャッシュカードを渡さないでください。
- 「今すぐお金が必要」、「今日中に振り込まないと大変なことになる」・・・このような場面は、日常ではほぼ発生しないことを頭の中に入れておきましょう。もしそのような場面に遭遇したら、直ちに家族や警察に相談し、立ち会ってもらうなど、対策を講じましょう。
近時の事例
Aさんは警察を名乗る人物から、「最近この地域でも振り込め詐欺が発生しているので、気をつけてください」という電話を受けた。その際、「何かあったらこの番号にかけてください」と言われ、電話番号を渡された。
その後、程なくして怪しい電話を受けたAさんは、早速教わった番号に電話をかけると、「だまされた振り」をして、相手にお金を渡すよう指示を受けた。
Aさんは、警察に協力しようと、だまされた振りをして、お金を犯人に渡したものの、実はこの警察官とお金を渡した相手は同じ犯罪グループであったことが発覚し、結果的にお金を詐取されてしまった。警察からだまされた振りをするよう捜査協力の依頼があっても、
本当にお金を渡すような指示は絶対にしません。すべてのケースにおいて、お金を渡すようなことは絶対にしないでください。
- 還付金等詐欺
-
手口のポイント
- 電話でATMの操作を指示してきたら、間違いなく詐欺です。
- 「お金を返す」「還付金」というキーワードでATMに足を運ばせます。具体的には、「医療費の過払い分を返します。」「年金の未払い分を振り込みます。」などと称し、「携帯電話とキャッシュカードを持ってATMで今すぐ手続きをしないと無効になります」「本日中であれば何とかします」と焦らせ、ATMに足を運ばせます。
- 市区町村職員、年金機構職員などを名乗り、信じ込ませる手口です。
対策のポイント
- ATMで還付金等の受け取りはできません。還付金等はご本人の口座に振り込まれます。
- どんな人、どんな場合であってもATMへ誘導されたら、直ちに警察や家族、身近な人に連絡するとともに、ATMの操作は絶対に行わないでください。
近時の事例
ATMを目の前にして、指定された番号に電話をかけると、
①「あなたの口座に100万円振り込みますので、まずは「振り込み」ボタンを押してください」と指示される
⇒ これは、犯人の口座にお金を振り込むという意味の「振り込み」です
②「100万円振り込みますので、金額の欄に「1000000」と入力してください」と指示される
⇒ これは、犯人の口座にお金を100万円振り込むという意味ですこのように、言葉巧みに相手を信用させ、
あなたの口座にお金を振り込んでいるように見せかけて操作を実行させます。
- 盗難・偽造キャッシュカード
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手口のポイント
- スポーツクラブやゴルフ場、銭湯や宿泊施設の大浴場などに設置されているロッカーや貴重品ボックス(セーフティボックス)からカードを一時的に持ち出し、スキミングによりキャッシュカードを偽造する手口です。
- 空き巣、スリ、車上荒らし、置き引き等でキャッシュカードを盗み出し、預金を引き出します。
対策のポイント
- ロッカーや貴重品ボックスを利用する場合は、施錠をしっかりと行ってください。(施設によっては鍵が壊れていたり、安全性が低いものもありますので、キャッシュカードはなるべくこのような場所には保管しないことを推奨します。)
- キャッシュカード、通帳、免許証などは別々に管理する 、ATM利用時に、カード挿入口や周辺に不審な機器がないか注意する 、暗証番号は生年月日を避ける 、セーフティボックスの暗証番号はカードの暗証番号とは違うものに設定するなどを実践してください。
- キャッシュカードが無いことに気づいたときや、ロッカーに戻った際、不審な点があった場合(キャッシュカードはあるものの、財布の中から出されていた等)などは、直ちに銀行に連絡し、現金を引き出せないようにカードの機能を停止させる措置を施してください。
- 架空請求詐欺
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【件数:275件、金額:1億5,200万円】※1
※1:全銀協調べ。平成29年1月〜3月に発生した、盗難・偽造キャッシュカードによる預金等の不正な払戻しの件数、金額。手口のポイント
- アダルトサイトや、出会い系サイトなどの利用料や、無料期間経過後の退会手続きが行われていないと称して身に覚えのない架空請求が送りつけられてきます。
その際、支払いを促すための「脅し」文句が必ず挿入されており、不安を煽ります。
「訴訟手続を開始する」「差し押さえの強制執行手続をとる」「名前を世間に公表する」「職場に・自宅に取り立てに行く」等々・・・ - 一度でもお金を支払ってしまうと、電話番号や勤務先などの個人情報が知られてしまい、更に多額のお金を要求されることがあります。(俗にいう「カモ」にされてしまいます)
対策のポイント
- 絶対に連絡しないでください。
犯人は連絡してくることを待っています。連絡したときに個人情報(名前等)をうまく聞き出され、更に個人情報が悪用されてしまうことに繋がってしまいます。 - 絶対に振り込まないで下さい。
金額が小額でも絶対に振り込まないで下さい。一度振り込むと、金額の大小に係わらず、更なる請求や別の架空請求などが行われるようになってしまいます。
- アダルトサイトや、出会い系サイトなどの利用料や、無料期間経過後の退会手続きが行われていないと称して身に覚えのない架空請求が送りつけられてきます。
- その他の特殊詐欺等
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- 融資保証金詐欺
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ダイレクトメール、FAX、電話等を利用して融資を誘い、申し込んできた者に対し、保証金等の名目でお金を預貯金口座等に振り込ませるなどしてだまし取る詐欺です。
- 投資勧誘詐欺
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上場間近の未公開株など架空の金融商品の売買を持ち掛け、「必ず儲かる」を謳い文句に購入させる詐欺です。中には信用させるため、購入後数ヵ月は配当と称した振り込みがあるものの、やがて音信不通となります。
- ネットショッピング詐欺
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人気商品を割引価格で販売しているように見せかけ、集客しています。有名なサイトと本物そっくりなサイトで相手を信用させます。代金前払いで商品を送らない、または関係ない商品が届く、クレジット決裁が選択できない等の特徴があります(選択できても、様々な理屈で最後には必ず銀行振り込みにさせる、日本語がおかしい箇所があるなどの特徴があります)。
対策のポイント
- おいしい話はない!と肝に銘じておきましょう。いつの時代でも儲け話は要注意です。
- ニセモノに注意しましょう(本物なのか、本当なのかの見分けが肝心)。
- 手を出す前にまず他人に相談しましょう(冷静さが重要です)。
みんなで防ぐ金融犯罪被害
- 怪しいと思ったときはひとりで判断せず、周りの人や警察に相談、通報しましょう。
- 突然「高額なお金を今すぐ支払わないと大変なことになる」などという場面が発生することは、一生のうち、まず起こらないということを意識しておきましょう。
- ご家族の皆さまや、友人・知人の皆さまにも周知してください。特にご高齢の方や、最近は小学生までもが被害に遭われています。
当行の取り組み
当行では、金融犯罪被害を防ぐため下記のような取り組みを行っております。
- 不正なアクセスを監視しています。
- 不正な口座の動きを監視しています。
- 窓口で高額なお金を振り込もうとしていたり、携帯電話で通話をしながら、または携帯電話を操作をしながらATMを操作している人を見かけた場合は、当行行員から声をかけさせていただく場合があります。
- 関連情報(外部サイトへ移動します)
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- 金融犯罪に関する情報が掲載されています。併せてご覧ください。
■ 金融犯罪の手口(全国銀行協会)
■ ストップ詐欺被害!私はだまされない(日本放送協会)
- 金融犯罪に関する情報が掲載されています。併せてご覧ください。