おまとめローンのメリットとデメリットとは?対処法と選ぶ際の注意点
- #おまとめローン
最終更新日:2026年9月28日

複数の借り入れがあると、返済日や返済額の管理が煩雑になり、毎月の返済に追われてしまうこともあるでしょう。おまとめローンは、複数社からの借り入れを1本にまとめることで、返済管理をシンプルにしながら毎月の返済負担を軽減できる可能性があるローン商品です。
この記事では、おまとめローンのメリット・デメリットとデメリットへの対処法について紹介。また、選ぶ際の注意点についてわかりやすく解説します。
この記事はじっくり読みたい人向けです。
目次
1. おまとめローンとは複数の借り入れを1本化できる返済専用ローンのこと
おまとめローンとは、複数社からの借り入れを1本のローンにまとめて返済していく、返済専用のローンです。借り入れを1本化することで、これまでより低い金利が適用され、毎月の返済額や返済管理の負担を軽減できる可能性があります。
おまとめローンは返済専用ローンのため、一般的なカードローンやフリーローンとは異なり、追加の借り入れができない商品が中心です。ただし、毎月の約定返済とは別に、繰上返済(任意返済)ができる場合が多く、早期完済を目指しやすいのも特徴といえます。
なお、繰上返済の可否や手続き方法は借入先によって異なるため、借り入れ前に確認しておきましょう。
- ※1おまとめ後の返済状況によっては、おまとめしない場合と比較して利息の総支払額が減らない可能性があります。特に、ご利用中のローンの平均お借入金利がおまとめ後の適用金利(年率9.8%~14.6%)以下の方は慎重にご検討のうえお申し込みください。
2. おまとめローンのメリット
おまとめローンの代表的なメリットは2つあります。ここでは、おまとめローンのメリットについてご紹介します。
2.1 返済金額の負担軽減
おまとめローンの一番のメリットは、複数の借り入れを金利の低いおまとめローンにまとめることで、毎月の返済額を減らせるという点です。例えば、「金利年率15%・100万円」、「金利年率18%・50万円」、「金利年率18%・70万円」の3社から借り入れがある場合、「金利年率13%・220万円」のおまとめローンにすることで、毎月の返済額を減らせる可能性があります。
また、返済期間を変えずに金利が低いローンにまとめた場合、返済総額も軽減可能です。ただ、返済期間を長くしすぎると金利削減効果が薄れ、場合によっては「返済総額が減らない、または増えてしまう」可能性があるので注意しましょう。
なお、東京スター銀行のおまとめローンの金利は年率9.8%〜14.6%で、審査により決定されます。現在の借入金利が年率14.6%より高い場合は、1本化によって金利を引き下げられる可能性があります。
2.2 返済時の手間軽減
複数社からの借り入れがあるとそれぞれの金融機関で毎月の返済日や返済額が異なり、管理が複雑になりがちです。おまとめローンで借入先をひとつにすれば、返済する金融機関が1社になり返済管理が楽になります。
3. おまとめローンのデメリット
おまとめローンには、いくつかのデメリットもあります。ここでは、おまとめローンのデメリットについて解説します。
3.1 追加の借り入れができなくなる
おまとめローンは返済専用のローンのため、新たに資金が必要になったとしても追加の借り入れができません。追加で借りるなら、別の金融機関に申し込むことになります。ただし、その場合は新たに審査に通過する必要がある点に注意しましょう。
3.2 金利と利息が上がる可能性がある
おまとめローンで最終的に適用される金利は、審査の結果によって決まります。そのため、借入先によっては、これまでよりも高い金利が適用され、おまとめローンを利用する前よりも返済総額が増えてしまう可能性も否定できません。おまとめローンを利用する際には、金利が上がる可能性があるということを覚えておきましょう。
3.3 返済総額が増える可能性がある
おまとめローンを利用することで支払期間が今までよりも長くなり、返済総額が増える可能性も否めません。複数社の借り入れを1社にまとめることで、借入総額が大きくなるため返済期間も長く設定できます。しかし、あまりにも長く設定しすぎるとせっかくの金利削減効果が薄れてしまいます。
おまとめローンを利用する際には必ずシミュレーションを行い、金利の引き下げによる利息負担の減少効果が失われないようにしましょう。
3.4 借入時の審査がある
おまとめローンを申し込む際には、審査を受けなければなりません。その際、あまりにも借入先が多かったり借入総額が多すぎたりすると「返済能力が不十分な可能性がある」と判断され、審査が厳しくなる可能性があります。
4. おまとめローンのデメリットへの対処法
おまとめローンのデメリットは、対処法を理解しておくことで影響を抑えやすくなります。ここでは、デメリットでご紹介したポイントの対処法について解説します。

4.1 借入先のおまとめローンの内容を確認する
借入先のおまとめローンの内容を確認することが、おまとめローンのデメリットへの対処法に挙げられます。なぜなら、おまとめローンは金融機関ごとに特徴が異なるからです。
おまとめローンにおいて特に確認したいポイントは「金利を確認し返済総額が減少するか」「現在の借入総額以上の借入限度額が設定されているか」という点です。おまとめローンの詳細から、金利と借入限度額を忘れずにチェックしましょう。また、金利の優遇条件など、借り入れを検討しているおまとめローンの詳細をしっかり確認することが大切です。
4.2 できるだけ早くおまとめローンを申し込む
おまとめローンのデメリットへの対処法として、返済負担が大きくなる前に早めに利用を検討することも挙げられるでしょう。
高い金利での返済を続けるのが難しいと感じた時点で、各商品の条件や返済額を比較し、自分に合う方法を検討することをおすすめします。
4.3 おまとめローンを利用することでどのくらいの効果があるかシミュレーションを行う
おまとめローンを利用することで返済期間が長くなり、結果的に利息削減効果が薄れてしまう可能性があります。このような事態にならないように、おまとめローンにすることでどのくらいの利息負担軽減効果があるのか、必ずシミュレーションしましょう。また、シミュレーションは1社だけでなく複数社で行い、もっとも利息削減効果が高い金融機関を選ぶことも大切です。
4.4 借入件数を減らしておまとめローンを申し込む
おまとめローンは、借入件数を減らして申し込むようにしましょう。あまりにも借入件数が多すぎると、審査に通りにくくなる可能性があるからです。
借入残高が少なくなっている借入先があれば完済し、借入件数をできるだけ減らしたうえで、おまとめローンの利用を検討するようにしてください。
- ※1おまとめ後の返済状況によっては、おまとめしない場合と比較して利息の総支払額が減らない可能性があります。特に、ご利用中のローンの平均お借入金利がおまとめ後の適用金利(年率9.8%~14.6%)以下の方は慎重にご検討のうえお申し込みください。
5. おまとめローンに向いている人・向いていない人とは?
おまとめローンの利用に向いている人とは、どのようなタイプなのでしょうか。ここでは、おまとめローンに向いている人と向いていない人について解説します。
5.1 おまとめローンに向いている人
おまとめローンの利用に向いている人には、下記のようなタイプが挙げられます。
おまとめローンに向いている人
- 複数の金融機関やカードローンから借り入れがあり、返済日・返済額の管理が負担になっている人
- 現在の借入金利が高く、おまとめローンへの借り換えによって金利や返済総額を抑えられる可能性がある人
- 安定した収入があり、おまとめ後の返済計画に沿って継続的に返済できる人
「今月はいつ・どこに・いくら返すのか」を把握しきれていなかったり、金利が高い傾向にある消費者金融の複数借入があったりする場合は、おまとめローンの利用がおすすめといえるでしょう。また、安定的な収入があり、完済までの見通しをきちんと立てたい人も、おまとめローン利用に適しています。
5.2 おまとめローンに向いていない人
下記のような人については、おまとめローンの利用に向いていない可能性があります。
おまとめローンに向いていない人
- 借入先が1社だけ、または借入残高が少なく、まとめても利息の軽減額が小さい人
- おまとめローンの適用金利が現在の借入金利より高くなり、返済総額が増える可能性がある人
- すでに返済を延滞している人や、毎月の返済額を減らしても返済を続けるのが難しい人
おまとめローンは複数の借り入れをまとめる商品のため、借入先が1社だけなら、金利の低い商品への借り換えを検討するほうが適しています。借入残高が少ない場合も、金利が下がったときの利息の軽減額は小さく、手続きの手間に見合わないことがあります。
また、すでに低い金利で借りている場合は、おまとめローンの適用金利のほうが高くなり、返済総額が増えることもあります。
さらに、返済を延滞している場合は、申込条件で対象外とされることがあります。おまとめ後の返済額でも続けるのが難しいと感じるなら、新たな借り入れではなく、消費生活センターや弁護士会などの相談窓口の利用も検討しましょう。
必ずしも「返済をまとめる=お得」とは限りません。申し込み前に、金利と返済総額を比較しておきましょう。
6. 事例:おまとめローンの返済例
ここでは、おまとめローン利用前の状況と、おまとめローンの条件を記載し、結果どのくらいの毎月の返済額の削減効果が得られるかを見ていきましょう。以下の表は、おまとめローンを利用した場合の毎月の返済額と返済イメージです。
おまとめローンを利用した場合の毎月の返済額
| おまとめ借入額 | 毎月の返済額 |
|---|---|
| 50万円 | 7,466円 |
| 100万円 | 14,931円 |
| 150万円 | 22,397円 |
| 200万円 | 29,862円 |
| 250万円 | 37,328円 |
| 300万円 | 44,793円 |
| 350万円 | 52,259円 |
| 400万円 | 59,724円 |
| 450万円 | 67,190円 |
| 500万円 | 74,655円 |
- ※上記計算は、金利年率13.0% 返済年数10年 元利均等月賦返済により行っています。
- ※店頭またはお電話にて返済額の試算をすることができます。
- ※お借り入れの日程により、上記より少ない金額になる場合があります。
ご利用中の複数ローンの残高が総額200万円だった場合の返済イメージ(※1)
| おまとめローン利用前 | 東京スター銀行のおまとめローン利用後 |
|---|---|
| 毎月の返済額:42,000円 【内訳】 A社100万円 毎月の返済額:20,000円 B社50万円 毎月の返済額:10,000円 C社50万円 毎月の返済額:12,000円 |
毎月の返済額:29,862円 (利息:年率13.0%)(※2) |
おまとめ前と比べて、毎月最大12,138円軽減されます。(※3)
- ※1東京スター銀行のおまとめローンご利用の方の実例をもとに、実際にあり得る返済額を表示しています。
- ※2金利は年率9.8%~14.6%となり、東京スター銀行所定の審査により決定いたします。2026年9月現在。お借り入れの日程により、表記金額より少ない金額になる場合があります。
- ※3おまとめ後の返済状況によっては、おまとめしない場合と比較して利息の総支払額が減らない可能性があります。特に、ご利用中のローンの平均お借り入れ金利がおまとめ後の適用金利(年率9.8%~14.6%)以下の方は慎重にご検討のうえお申し込みください。
7. おまとめローンを利用する際の流れ
おまとめローンを利用する際には、下図のようなステップを踏むことになるでしょう。

ここでは、おまとめローンを利用する際の流れについて解説します。
7.1 借入状況(借入先、残高、金利)の確認
まずは、現在利用しているすべての借入先を洗い出し、借入件数・残高・金利・毎月の返済額・返済日を整理します。そのうえで、おまとめ後に金利や返済総額がどの程度変わるかシミュレーションしておくと安心です。
7.2 必要書類の提出と審査
本人確認書類や収入証明書類など、申込先の金融機関が指定する書類を準備・提出します。金融機関や借入額によって必要書類が異なるため、事前に案内を確認しておきましょう。申込内容や信用情報、収入・勤務状況などをもとに審査が行われます。
なお、金融機関によっては、書類の提出が不要な仮審査を経てから、書類を提出して本審査に進む流れになっています。
7.3 契約と融資
審査に通過したら、金利・契約金額・返済期間などの契約内容を確認しましょう。契約手続きの完了後に融資が実行されますが、商品によっては、金融機関が利用者に代わって既存の借入先へ直接返済する場合もあります。その場合は、あらかじめ各借入先の振込先口座や返済額の確認が必要です。
7.4 返済開始
既存の借入が完済・1本化されたことを確認したうえで、おまとめローンの返済がスタートします。返済先・返済日が1本化されるため、複数の借入がある場合に比べて管理がしやすくなります。毎月の返済額だけでなく、返済期間・返済総額も確認しながら、計画的に返済を続けましょう。
なお、申し込みから融資実行までの期間は金融機関によって異なります。仮審査の結果連絡だけで数日から1週間ほどかかる場合もあるため、手続きは余裕を持ったスケジュールで進めましょう。
8. おまとめローンを選ぶときの注意点
おまとめローンを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
8.1 最終的に適用される金利を確認し、返済総額の増減を把握する
おまとめローンに適用される金利が低くなっても、今よりも支払期間を長く設定すると返済総額が増えることがあります。また、借換先のおまとめローンによっては適用される金利が今よりも高くなる可能性もあります。最終的に適用される金利と返済期間でシミュレーションを行い、どれだけの返済総額の削減効果があるかを確認するようにしてください。
8.2 借り入れるおまとめローンの利用条件を確認する
借り入れるおまとめローンについては、利用条件をよく確認するようにしてください。おまとめローンは原則として返済専用のローンのため、追加の借り入れを認めていない金融機関が多い傾向があるからです。
また、追加の借り入れを認めている金融機関であっても、おまとめローン利用後は借入残高が大きい状態で新たな審査を受けることになるため、追加の借り入れは難しくなりやすいと認識しておきましょう。
8.3 悪徳な会社に注意する
「低金利で融資」「あなたの債務を整理・解決します」などと多重債務者に持ちかけ、紹介料や整理手付金、保証料といった名目でお金をだまし取る手口が、金融庁から注意喚起されています。貸金業を営むには財務局長または都道府県知事の登録が必要なため、申し込む前に、その業者が登録を受けているかを金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で確認しましょう。登録されていない会社は悪徳業者である可能性が高いため、絶対に利用しないようにしてください。
なお、銀行は貸金業者ではなく免許を受けた金融機関のため、この検索サービスには表示されません。免許を受けた銀行かどうかは、金融庁の「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」で確認できます。銀行でないのに社名に「バンク」などを使う無登録業者もあるため、名称だけで判断しないようにしましょう。
東京スター銀行のおまとめローンは、銀行ならではの明確な金利体系と手続きで利用可能です。
9. おまとめローン利用の際は返済期間や借入件数に注意
おまとめローンは、複数の借り入れを1本化することで「毎月の返済額の軽減」「返済管理の手間軽減」といったメリットが期待できる一方、返済期間の設定次第では返済総額が増えてしまうケースもあります。また、利用には審査が必要で、借入総額や件数が多いほど通過が難しくなる傾向があります。
もし、複数の借入先からの返済が苦しいと感じたら、できるだけ早めに東京スター銀行のおまとめローンをはじめ、各社の商品を比較・検討してみましょう。東京スター銀行のおまとめローンは、複数の借り入れを1本化して完済を目指す方向けの返済専用ローンです。借り換えが自分に合う手段かどうか、まずはシミュレーションや問い合わせで確認してみましょう。
- ※1おまとめ後の返済状況によっては、おまとめしない場合と比較して利息の総支払額が減らない可能性があります。特に、ご利用中のローンの平均お借入金利がおまとめ後の適用金利(年率9.8%~14.6%)以下の方は慎重にご検討のうえお申し込みください。
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