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アルバイトの給与振込の銀行口座はどう作る?口座開設先の選び方を解説

  • #口座開設

掲載日:2026年2月10日

アルバイトを始める際に、「銀行口座が必要」と言われて戸惑う人は多いでしょう。なぜ銀行口座が必要なのか、どんな情報を準備すればいいのか、未成年でも開設できるのかなど、疑問は尽きません。

この記事では、アルバイトの給与振込に必要な銀行口座の基礎知識や、口座の作り方、開設先の選び方のポイントを解説します。

この記事は8分で読めます!

1. アルバイト代の振り込みに銀行口座が必要な理由

アルバイト代の振り込みに銀行口座が必要になる理由は、ほとんどの場合で、給与は口座への振り込みで支払われるためです。この背景には法律の規定があり、労働基準法第24条により、給与は労働者本人に直接支払うことが義務づけられているという事情から、確実かつ記録が残る方法として口座振込が一般的に採用されています。

なお、アルバイト先によっては銀行の指定がある場合もあります。

アルバイトで銀行口座が必要になった場合、未成年であっても、親の口座ではなく本人名義の口座を用意しなければなりません。給与は労働者本人に直接支払うことが法的に求められているため、給与を受け取る口座の名義人は労働者本人でなければならないのです。

2. アルバイト代の振り込みに必要な銀行口座の情報項目

給与を銀行口座に振り込んでもらうためには、正確な口座情報の提出が必要です。アルバイト先に提出する主な情報は、以下の5項目です。

<アルバイト先に提出する主な銀行口座の情報>

  • 銀行名
  • 支店名または店番号
  • 預金種目(普通預金・当座預金など)
  • 口座番号
  • 口座名義

これらの情報は、通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングのマイページに記載されているため、確認して間違いのないように伝えましょう。また、ゆうちょ銀行を給与振込口座として使用する場合は、銀行名以外の情報が必要です。店名または店番号については、通帳などに記載されている「記号」欄の5桁の番号の2桁目と3桁目の数字に最後に8を付けた、3桁の数字を伝える必要があります。

なお、場合によっては通帳やキャッシュカードのコピーを提出するよう求められるケースもあります。コピーを取る際は、「通帳やキャッシュカードのどの部分をコピーすればよいか」など、コピーの取り方も事前に確認しておくとスムーズです。

3. アルバイト用の銀行口座を開設する方法

アルバイト代の振り込みに必要な銀行口座は、店舗での手続きだけでなく、近年ではインターネットやスマートフォンアプリからも簡単に開設できます。下記では、それぞれの方法について解説します。

3.1 店舗での口座開設の一般的な方法

インターネットやスマートフォンアプリでの口座開設手続きに不安がある場合は、窓口で手続きする方法が安心です。

まず、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類と印鑑を持参し、申込書に必要事項を記入して提出します。ただし、銀行によっては印鑑が不要なケースもあります。なお、本人確認書類の具体的な内容については、後述の「4. 口座開設時の必要書類」の項目をご参照ください。

申し込みが済んだら、多くの銀行では開設手続きをした当日に通帳が発行され、キャッシュカードは後日郵送されます。ただし、通帳を発行しない銀行も増えていて、その場合はキャッシュカードやインターネットバンキングで口座を管理することになります。

また、銀行窓口の営業時間は平日9時から15時までとされているのが一般的であるため、学校やアルバイトの都合で時間が合わない場合は、次の項目で紹介するインターネットやスマートフォンアプリでの口座開設が便利です。

3.2 インターネットやスマートフォンアプリを使った一般的な口座開設の方法

多くの銀行では、インターネットやスマートフォンアプリを使った口座開設に対応しています。

マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類をスマートフォンのカメラで撮影し、アプリやウェブサイト上の専用フォームにアップロードすることで、店舗窓口に訪問せずに口座開設が可能です。印鑑は不要なケースが多く、最短で申し込みから翌営業日には口座番号が通知されるケースもあります。

また、キャッシュカードについては店舗窓口での手続きと同様、後日自宅に郵送されるのが一般的です。自宅で口座開設の手続きを完了でき、あとはキャッシュカードの郵送を待つだけとなるため、忙しい学生や社会人には便利な方法です。

4. 口座開設時の必要書類

店舗窓口で口座開設する場合、一般的には以下のいずれかの本人確認書類が必要になります。

■店舗窓口での口座開設時の本人確認書類の例

上記の本人確認書類のほかに、印鑑が必要になるケースもあります。印鑑が必要な場合は、一般的にシャチハタと呼ばれるインク内蔵式の印鑑ではなく、朱肉を使う印鑑を用意しましょう。

一方、インターネットやスマートフォンアプリでの口座開設の場合、運転免許証かマイナンバーカードがなければ開設できないケースもあります。ここで解説したのはあくまで一般的な傾向で、銀行によっては必要書類の組み合わせが異なる場合もあるため、詳細は開設を希望する銀行に確認してください。

5. 未成年がアルバイト用の銀行口座を開設する際の注意点

未成年がアルバイト代を受け取るために銀行口座を開設する場合、成年とは異なる注意点があります。銀行によっては未成年者の単独での手続きが認められていないこともあり、その場合はたとえば以下のような対応が必要です。

<未成年者の口座開設時に求められる対応の例>

  • 親権者の同意書の提出
  • 親権者の本人確認書類の提示
  • 申込者と親権者の続柄を証明する書類(住民票の写しなど)の提出
  • 親権者の同行

ただし、未成年者の口座開設時のルールは、銀行によって異なります。そのため、口座開設を希望する銀行の窓口やウェブサイトで、未成年者の口座開設条件を事前に確認しておくことが重要です。

6. 銀行を選ぶ際のポイント

アルバイト代を受け取るための銀行口座の開設先を選ぶ際は、給与の引き出しなど、日常生活で便利な銀行を選ぶことが大切です。下記では、銀行選びの主なポイントを4つ紹介します。

6.1 ATMや店舗の利便性

銀行を選ぶ際は、ATMや店舗の利便性に注目しましょう。自宅やアルバイト先の近くにATMや支店がある銀行なら、現金の引き出しや預け入れがスムーズに行えます。

全国展開している都市銀行は、店舗数やATM台数の多さがメリットです。一方で、地域密着型の地方銀行は地元での生活に適したサービスを提供していますが、提携ATMの多い銀行を選べば、全国のコンビニエンスストアやゆうちょ銀行などでも利用できるため、旅行先などでの急な現金の引き出しにも対応しやすくなっています。

自分のライフスタイルに合った銀行を選ぶことが重要です。

6.2 手数料

手数料も、銀行選びの際のポイントになります。ATMの利用手数料や他行への振込手数料は、銀行によって異なります。手数料が積み重なると多くの出費となるため、自分の利用シーンを想定した手数料の金額を、複数の銀行で比較して検討しましょう。

手数料については、若年層向けに優遇制度がある銀行も存在します。そういった特典を活用できれば、コストを抑えることも可能です。なお、実店舗を持たないネット銀行は、手数料が比較的安い傾向があります。

ただし、手数料の優遇を受けるための条件があるケースもあるため、条件面も含めてしっかりと確認することが大切です。

6.3 金利

金利も、銀行によって違いがあるため、確認が必要なポイントです。

金利が高い銀行を選べば、長期間お金を預けた場合に得られる利息が多くなります。アルバイト代を貯金していきたい方にとっては、金利も銀行選びのひとつの指標となるでしょう。

6.4 スマートフォンアプリの使いやすさ

現代の口座管理で欠かせないポイントが、スマートフォンアプリの使いやすさです。残高照会や振り込み、取引履歴の確認などがアプリだけで完結するため、操作性や機能の充実度は重要なポイントとなります。

アプリの評価や口コミを参考に、直感的に使いやすく必要な機能が搭載されている銀行を選ぶと、日々の口座管理がスムーズになります。アプリ利用によるポイント還元や、アプリ上でキャッシュレス決済との連携ができる銀行もあるため、より便利でお得な利用ができそうな銀行を選びましょう。

7. ネット銀行と実店舗銀行のメリット・デメリット

銀行口座を開設する際には、ネット銀行にするか実店舗のある銀行にするかを選ぶ必要があります。それぞれに特徴があり、使い方やライフスタイルによって向き不向きがあります。

ネット銀行は、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも手続きができ、ATM手数料や振込手数料が安い傾向にありますが、実店舗や窓口がないため、困ったときに対面で相談できない点はデメリットです。初めて口座を作る方や金融手続きに不安がある方には、ややハードルが高く感じられるかもしれません。

一方、実店舗のある銀行は、窓口で直接サポートを受けられる安心感があり、書類の不備や疑問点をその場で解決できるのが強みですが、営業時間が限られているため混雑する時間帯では待ち時間が長くなることもあります。また、各種手数料が比較的高めに設定されていることもあります。

どちらを選ぶべきかは、希望するライフスタイルや口座の利用方法によって異なるため、「窓口への訪問が可能なのか」「不明点が生じたときに手厚いサポートが必要なのか」などさまざまな視点で開設先を検討しましょう。

8. 急ぎの場合の対処法

「アルバイトが決まったけれど、給与の振込日までに口座が開設できそうにない」というケースもあるかもしれません。そのような場合は、焦らずにまずアルバイト先に相談することが大切です。場合によっては「口座開設が完了次第、振込先を連絡してください」といった柔軟な対応をしてくれるケースもあります。

なお、急ぎで銀行口座を開設したい際には、窓口での申し込みなら開設当日に通帳を受け取れる場合があります。ただし、キャッシュカードの受け取りは後日郵送となり、数日かかるのが一般的です。

一方、インターネットやスマートフォンアプリで口座開設した場合、銀行によっては最短翌営業日に口座番号が通知されることもありますが、申請のタイミングや混雑状況によっては数日かかる可能性もあるため注意が必要です。

口座開設にかかる期間は、窓口やウェブサイトで確認ができます。目安をアルバイト先に伝えて、それでも待ってもらえない場合は、現金手渡しでの一時対応が可能かどうか相談してみましょう。いずれにしても、早めに口座開設の準備を始めておくことで、トラブルを避けられる可能性は高まります。

9. 自分に合った銀行を選んで、アルバイトの給与振込用の口座を開設しよう

アルバイト代の振り込みには、本人名義の銀行口座が必要です。口座開設は店舗またはインターネットやスマートフォンアプリなどで可能で、未成年は親権者の同意や同行が必要な場合があるため、事前に手続きを確認して必要書類を準備してからを進めましょう。

口座を開設する銀行を選ぶ際は、ATMや店舗の利便性、手数料、金利、アプリの使いやすさを基準にして、ネット銀行と実店舗銀行のメリット・デメリットも確認しながら自分に合った銀行を探すのがおすすめです。

東京スター銀行では、口座開設のお申し込みを随時受け付けています。コンビニATMの出金手数料は月8回まで実質無料※で、さらに給与の振込口座に指定するだけで金利が優遇金利になる特典もあります。スマートフォンからマイナンバーカードのみで簡単に口座開設ができるため、ぜひお申し込みをご検討ください。

  • ATMご利用時には手数料がかかりますが、翌月第一銀行営業日にキャッシュバックいたします。ただしキャッシュバックの上限は、手数料が発生した月の預金平均残高の10%とさせていただきます。キャッシュバックの入金時点で口座を解約されている方は対象外となります。
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