退職金の効果的な資産運用方法

退職金の使いみちや考え方の相談事例

  • お金の増やし方
  • 2018.11.01
退職金の効果的な資産運用方法 退職金の効果的な資産運用方法
定年退職が近づいてくると、退職金の使いみちを検討しなければなりません。
老後(セカンドライフ)のライフイベントに必要な資金をしっかり把握して、10年ごとの生活をイメージしてみることが重要です。
今回は、退職金の運用方法についての相談事例をご紹介します。

1. 退職金の使いみちを考える

1.1 前提条件

(赤坂さん)
3月末に60歳を迎え、定年退職となるサラリーマン

(今回のご相談内容)
4月以降は、関連会社での再就職も決まっているが、収入は大幅にダウンする予定。
65歳くらいまでは働きたいと思っているが、年金暮らしになるときのために、退職金をうまく活用したいと考えている。
具体的にどのように資産を管理したらよいかも含めて相談にいらした。

1.2 退職金の受け取り方

  • まもなく定年退職されるのですね。

  • 赤坂さん

    はい、3月末で定年退職です。
    ただ、4月以降も関連会社で働くことが決まっています。
    一応、1年更新の契約で、その後はどうなるかはわかりません。
    自分としては、65歳くらいまでは仕事をしたいという気持ちはあります。

  • 退職金は、一括して受け取られるご予定ですか?

  • 赤坂さん

    いえ、退職一時金プラス退職年金という形になります。
    退職一時金として約1,000万円受け取りますので、そのお金をうまく活用できればと考えています。

  • 赤坂さんのように大学を出て、大企業に定年までお勤めの場合、平均的な退職金と退職年金の合計額は約2,374万円となるそうです。※

    おおよそ半分を年金で、もう半分を一時金で受け取られる方は多いかもしれませんね。
    一時金をすぐに使われるご予定はありますか?

    (※参考(社)日本経済団体連合会「2016年9月度 退職金・年金に関する実態調査結果」の概要)

  • 赤坂さん

    一応、65歳までは再就職先の給与で夫婦2人で生活しようと考えています。
    幸いにも、住宅ローンも残っていませんし、家の耐震リフォームも終わったばかりですので、当面大きな出費予定はありません。
    現役の頃に比べると収入は半分ほどになりますが、何とか生活できると思います。

  • では、退職一時金については、少なくとも5年以上の運用期間は見込めるということになりますね。

  • 赤坂さん

    はい、そうです。
    何か緊急の出費があったとしても、現在の預貯金でまかなえると思います。

2. 10年ごとの生活をイメージしてみる

2.1 ライフイベントの収支を把握

  • それでは、セカンドライフ全般のイベントを収入と支出に分けて少し整理してみましょう。
    具体的に、60代、70代、80代のそれぞれ10年で3段階に分けて考えてみましょう。

  • 赤坂さん

    10年単位だと、かなり具体的にプランが描けそうですね。

    60代前半は仕事を続ける予定なので、現役時代とあまり変わらず、公的年金等はあてにせずに、給与収入で生活しようと思っています。
    都内に住んでいますので、今まで同様、車も必要ありません。
    ライフイベントとしては、60歳の再就職が一番大きなイベントですが、60代後半には夫婦や娘家族と一緒に、旅行など余暇も楽しみたいと考えています。

  • 赤坂さんの場合、再就職が決まっていらっしゃいますので、しばらくは特に節約をしたりする必要もありませんし、余裕資金を使わなければいけないというご心配はあまりなさそうですね。

  • 赤坂さん

    次は、70代ですね。

    そろそろ健康的な不安が出てきそうですね。
    月々の生活資金は公的年金と退職年金からまかなおうと思いますが、もしかしたら、家のバリアフリー化などのリフォームが必要になるかも知れません。

  • 確かに、70代になりますと、今まではあたりまえだったことが出来なくなり、健康への不安が出てくるかも知れません。
    そうならないように、今から少し健康を意識してご夫婦で何かされるのもよいかと思います。
    おっしゃるとおり、70代での収入は年金中心となります。
    日常生活の収支は問題なくても、急な出費や医療費などに使える融通のきく予備のお金を準備されておくと安心ですね。

  • 赤坂さん

    80代となると、そろそろ寿命かもしれませんね(笑)。
    家内が一人で残る可能性が高いですが、そのへんの資産管理もきちんとしておかないといけないですね。

  • 平均寿命を考えますと、やはりご主人さまが先立たれるケースが多いです。
    奥さまがずっとお一人で生活される場合を考えますと、奥さまご自身の余裕資金があれば、個人年金保険にご加入されるという選択肢もあります。他には相続なども視野に入れて、資産管理をする必要が出てきます。

  • 赤坂さん

    もちろん、一番の理想は二人で健康に長生きすることですね。

  • 本当にそうですね。
    それが一番の理想です。

2.2 老後(セカンドライフ)に必要となる資金

  • セカンドライフに必要になる資金を整理しますと、
    「ご夫婦の生活資金」「予備資金」「ゆとり資金」の3つです。

    60代、70代、80代とライフプランのイメージができましたので、それぞれに必要なお金の額もだいたい予想できると思います。

  • 赤坂さん

    そうなると、すぐに使わない「ゆとり資金」などは、長期間の運用商品にまわせるということですね。

  • おっしゃるとおりです。
    いつどのくらいお金を使うのかをイメージできれば、逆に使わない期間というのが見えてきます。

    例えば、70代用の「予備資金」は、元本は減らしたくないとお考えだと思いますが、10年間は使わないと決まっているのですから、通常の定期預金より高い金利の仕組み預金を選択肢に入れることができるようになります。

    運用商品をどれにしようかと迷うよりも、使わない期間を決めてから商品を考えると選択肢がより明確になるのではないでしょうか。

    10年後には金融情勢も変わってくる可能性がありますので、必要に応じて適宜見直しをしていくというのが理想です。

    赤坂さんのセカンドライフはこれからです。
    ゆとりのあるセカンドライフが送れるよう、まずは、東京スター銀行のライフプランツールでお金の未来を分析してみませんか?

  • 赤坂さん

    お金の未来を分析?おもしろそうですね。ぜひお願いします。

  • かしこまりました。

2.3 ライフプランシュミレーションのススメ

今回の相談事例はいかがだったでしょうか?

老後(セカンドライフ)の必要資金をしっかり把握して、退職金の受け取り方や使いみちを明確にし、運用に回せる資金を確保することで、将来の安定したライフプランを計画することができます。


東京スター銀行では、将来のライフプランをシュミレーションできる、ライフプランツールでお客さまの未来のお金を診断する「お金の未来診断」をご提供しております。

定年退職時に慌てないように、早めにお金の未来を診断しておくことをおススメいたします。




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