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空き家対策としてのリバースモーゲージ

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掲載日:2018年11月1日

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1. 全国的な問題となっている空き家問題

今や地方だけではなく、首都圏においても空き家問題が顕在化しています。
もちろん国や地方自治体も次々と対策を打ち出していますが、人口の減少、高齢化による介護施設利用者数の増加などさまざまな要因により、空き家の数はこれからも増え続けると予測されています。

空き家にはいくつか種類があるといわれています。詳細は以下の通りです。

  • 二次的住宅(別荘など通常は人が住んでいない住宅)
  • 賃貸用住宅(賃貸のために空き家になっている住宅)
  • 売却用住宅(売却のために空き家になっている住宅)
  • その他(上記以外の理由で人が住んでいない住宅)

特に問題となっているのが「その他」に分類される空き家です。

国土交通省が行った「平成30年住宅・土地統計調査」によると、1993年には約448万戸だった空き家数が、2018年には約849万戸と25年間で約1.9倍に増加しており、空き家率も2018年には約13.6%に達し、それ以降も増加傾向です。2033年には、空き家数が約1,955万戸、空き家率は約27.3%にまで増えるという予測(※1)もあり、深刻な社会問題となっています。

  1. ※1【参照】野村総合研究所 2030年の住宅市場と課題 (2018/6/13)

放置された空き家は、老朽化による倒壊のリスクや景観・衛生面悪化の原因、さらに放火や不審者のターゲットになりやすく、周囲の住民に多大な被害を与える場合があります。
空き家が増えている理由としては、

  • 建物所有者の高齢化、相続問題
  • 建物の老朽化により「住む」「売る」「貸す」ことができない
  • 解体すると固定資産税が高くなる、再建築が認められないため壊せない

などがあげられます。
以上のように、非常に複雑な空き家問題ですが、その対策として、いま、「リバースモーゲージ」の活用が注目されています。

1.1 空き家を負の遺産として残さない

住宅の問題を放置して老朽化が進み、危険な空き家となってしまうとさらに厄介な問題があります。
倒壊の恐れがあり危険と判断されると「特定空家等」に定義されてしまうのです。
特定空家等に指定されてしまうと、所有者は自己負担で早急に改修するよう、行政から除去を含めた対応を求められ、固定資産税に対する特例措置なども外されて税負担が増すことになります。

そうならないためにも、常日頃のメンテナンスが大事です。
また、そのために必要な資金を捻出する方法こそがリバースモーゲージなのです。

1.2 リバースモーゲージでリフォーム資金を捻出

長年暮らした家は、建物の老朽化に加えて住んでいる本人も高齢となり、リフォームをしないと住めない、貸せないという状態となってしまうといずれ空き家になってしまう可能性があります。

そこで注目されているのがリバースモーゲージなのです。
リバースモーゲージとは、ご自宅を担保に老後の必要資金を調達する仕組みです。

自宅の改修のためにはまとまったお金が必要になります。
リバースモーゲージであれば、住み慣れた家に住み続けながらリフォーム資金を調達することが可能です。
また、リフォームをしたうえで誰かに家を貸して賃料収入を得ることも可能です。

暮らしていくにはどうしても解決しておかなければならない水回りの問題や雨水対策、屋根や外壁の修繕など、住まいの問題は多いものです。
リフォームをすることにより問題を解決しその家に住み続けることは、空き家問題の根本的対策になります。

リバースモーゲージを活用することで、余裕のある自宅の修繕計画を立てることができます。
早め早めの対策が住まいをより長持ちさせ、愛着のある自宅を守ってくれることにつながるでしょう。

2. 実績と経験が豊富で最適な提案ができる「リバースモーゲージ 充実人生」

空き家化を防ぐには、的確なリフォームをすることで再び住める、貸せる物件に生まれ変わらせることが重要です。
また、将来を見越した最適なライフプランを提案するには、十分な実績と経験が必要です。

実績と経験が豊富な東京スター銀行のリバースモーゲージ 「充実人生」は顧客満足度が高いことで知られています。
空き家問題で悩む方々の問題を解決する良き相談相手となれるはずです。

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