家計管理のコツ-3:支出を確認しよう(2)1ヵ月の支出
- #家計管理
掲載日:2019年3月25日

前回の「家計管理のコツ-2」では年間の特別な支出についてお話ししました。
書き出してみていただけたでしょうか?
まず今がどんな状態かを知ることが大切ですから、大まかで構いませんので、やってみてくださいね。
今回は、毎月の支出についてお話ししたいと思います。毎月の支出も、年間の特別な支出と同じように、書き出してみましょう。
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1. 1ヵ月の支出の例
前回に引き続き、例としてCさん(男性、既婚、自宅と車を所有)の毎月の支出をみていきましょう。
<Cさんの毎月の支出>
- 住宅ローン75,000円
- 自動車ローン15,000円
- 食費・日用品60,000円
- 電気・ガス・水道費20,000円
- Cさん小遣い25,000円
- 奥さま小遣い5,000円
- 携帯電話代(夫婦)15,000円
- 生命保険料25,000円
- 雑費20,000円
- 教育費(お子さまの習い事等)10,000円
以上、27万円になりました。Cさんの場合は、年間の特別な支出と合わせて、だいたい年間360万円の支出があることが分かりました。
細かく書き出すとキリがないので、大まかに書き出しても問題ありません。まず、どれくらい支出があるのかを「見えるようにする」ことが大切です。
特に医療費や冠婚葬祭があると支出額が変動しますので、1ヵ月分を書き出すときは、1年間の平均で考えると1年間で見たときにばらつきが少なくなります。
ここでチェックしていただきたいのは、前回お話しした年間の特別な支出と今回の毎月の支出×12ヵ月分がご自身の年間の収入でまかなえているかどうか、ということです。支出の方が多いという方は、収入が増える予定がある場合を除いて、支出を見直す必要があるのです。
借り入れの返済方法について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
2. 支出見直しのポイント
見直しの方法としては、年間の支出と毎月の支出を眺めて、削減できそうな項目から検討してみましょう。
最も効果が見込まれるのは、次の順です。
- 1固定費
- 2変動費
また、年間の支出は金額が大きいことが多く、見積や条件を見直すことで下げられる可能性があります。
次回「家計管理のコツ-4」では支出の見直しについてお話しします。
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