家計管理のコツ-4:支出の見直し
- #家計管理
掲載日:2019年4月8日
前回の「家計管理のコツ-3」までに、年間の特別な支出、毎月の支出を書き出していただけましたか。実際の金額が違う、という方は、クレジットカードの明細を見たり、1ヵ月間レシートをとっておくなどして、実際の支出を確認するのもひとつの方法です。
今回は、書き出していただいた支出をもとに、支出の見直しについてお話しします。
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1. 支出の見直し方法の例
前回少しお話ししましたように、支出の見直しは、まず固定費を減らすことが重要です。
さて、Cさんの場合は、どの項目を見直せるでしょうか。
■ 年間の支出
- 5月
- 自動車税 3万円
奥さまへ誕生日プレゼント 1万円
- 6月
- 固定資産税 3万円
お子さまへ誕生日プレゼント 5千円
- 8月
- 帰省費用 3万円
- 9月
- 車検 8万円(2年ごと)←見直し①
固定資産税 3万円
- 11月
- 自動車保険の更新 5万円←見直し①
- 12月
- 帰省費用 3万円
固定資産税 3万円
クリスマスプレゼント 5千円
- 2月
- 固定資産税 3万円
■ 毎月の支出
- 住宅ローン75,000円←見直し②
- 自動車ローン15,000円
- 食費・日用品60,000円
- 電気・ガス・水道費20,000円
- Cさん小遣い25,000円
- 奥さま小遣い5,000円
- 携帯電話代(夫婦)15,000円←見直し②
- 生命保険料25,000円←見直し③
- 雑費20,000円
- 教育費(お子さまの習い事等)10,000円
<見直し方法の例>
- 見直し①
- 車検と自動車保険は、他の会社で見積りをとって比べることで、費用を下げられることがあります。
- 見直し②
- 住宅ローンは、金利プラン(固定金利または変動金利など)を見直してみることや、他の銀行の住宅ローンに借り換えできることがあります。※借換時の手数料分も加えた総額で比較してください。
携帯電話代は、格安スマホに変えることで6,000円程度になることも。
- 見直し③
- 生命保険は、保険商品によって保障の内容も、その費用もさまざまです。時々、保障内容を見直して、保障内容は適切か、保険料が家計と比較して払いすぎでないかなどを確認することが大切です。見直すタイミングは、結婚、出産、家を購入した時などです。見直しにより、保険料を削減できることがあります。
2. まとめ
上記は一例ですので、支出を書き出してみて、多いと思ったところを見直せないか、考えてみましょう。
意外と多いのが雑費です。雑費の中で、何に使ったか分からない場合は、まずは雑費の中身を「見えるようにする」ことからはじめましょう。
今回のCさんの支出には含まれておりませんが、カードローンをお持ちの方はまず、カードローンのおまとめ、カードローンの解約からはじめましょう。
なお、すでに複数社に借り入れがあって返済額を軽減したい、返済日をまとめたいという方には「おまとめローン」という選択肢もあります。1秒で簡易診断ができるサービスもあるので、まずはご自身が利用できるかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか。
借り入れの返済方法について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
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