外貨預金にも税金がかかる!発生するタイミングや確定申告の注意点を解説
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掲載日:2019年9月30日

円安が進んでいる昨今において注目を集める外貨預金ですが、実は税金が発生することをご存知でしょうか?外貨預金は株式投資などと同じ資産運用であり、運用益には税金がかかります。
この記事では、どのような税金が発生するのか、いつ発生するのか、確定申告は必要なのかといった部分を中心に、外貨預金の税金について網羅的に整理します。
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1. 外貨預金にかかる税金の種類
株式や投資信託、FXなど、金融商品の運用で利益が出ると所定の税金がかかることになりますが、外貨預金もその例外ではないことをご存知でしょうか。外貨預金も実は税金がかかるのです。個人名義と法人名義のどちらで口座を開いているのかによって課税の内容が異なりますが、ここでは個人名義の場合の税金について解説します。
1. 利息
個人名義で外貨預金を保有する場合、利息にかかる税金は円預金のケースと同様です。利息に対して、通常の所得税に復興特別所得税を加えた15.315%と、住民税5%の税率が課されます。
2. 為替差益
為替差益は「雑所得」とみなすというのが国税当局の見解です。税制上において所得は、①利子所得、②配当所得、③不動産所得、④事業所得、⑤給与所得、⑥退職所得、⑦山林所得、⑧譲渡所得、⑨一時所得、⑩雑所得という10種類に分類されています。「雑所得」とは、①〜⑨に当てはまらないものがすべて該当することになります。
そして、「雑所得」は「総合課税」の対象となります。「総合課税」とは、他の所得と合算して所得税を計算する制度で、税率はその合計額に応じて異なってきます。また、所得税とともに住民税も徴収されます。
2. 各税金はどのタイミングで発生する?
では、利息や為替差益にかかってくる税金は、どういったタイミングで徴収されることになるのでしょうか?状況によって異なってくるので、整理しながら説明を進めていきます。
2-1. 利息が発生するタイミング
まず、日本国内の金融機関で外貨預金を保有している場合、利息については、円預金と同じように利息を受け取る際に税金が源泉徴収されます。利息を受け取る時点で納税が済んでいますから、確定申告という税制上の手続きも不要です。課税のタイミングについては、満期日もしくは解約時となります。
これに対し、海外の金融機関で外貨預金を保有している場合は、その利息に対して日本で課税が発生します。さらに、現地の法令により課税が発生すると、同一の所得に対して二重に課税されてしまうことになります。この場合、「外国税額控除」の申請が必要になります。
2-2. 為替差益が発生するタイミング
一方、「総合課税」として他の所得と合計したうえで税額を計算することになる為替差益については、いずれのケースにおいても課税が済んでいません。後述するような例外を除き、確定申告という手続きを行い、「総合課税」の対象となる所得全体でプラスの収益が出ていれば、その金額に応じた税金を納めることになります。
為替差益を得ていても確定申告が不要となるのは、①複数の会社から給与をもらっていない、②年収2,000万円以下の給与所得者、③為替差益を含めた給与所得と退職所得以外の所得が20万円以下という3つの条件をすべて満たす方が個人名義で外貨預金を保有しているケースです。
3. 確定申告の際に注意するポイント
原則として、外貨預金で為替差益を得た翌年の2月16日〜3月15日の間(最終日が休日の場合は翌平日まで)に確定申告の手続きを行う必要があります。確定申告書に必要事項を記入し、必要書類とあわせて所轄の税務署に提出します。
国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー( https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl )」では、ガイダンスに沿って入力作業を進めれば申告書が完成するので、ぜひ参考にされてください。
また、所定の手続きを済ませておけば、電子申告(前述のコーナーで作成した書類をオンライン上で税務署に送信することで申告すること)も可能です。
一方、為替差損を被っていた場合は、確定申告の必要はありません。しかしながら、確定申告を行ったほうが有利な場合もあります。それは、「総合課税」の対象となる他の「雑所得」において利益が発生していた場合です。
為替差損と他の「雑所得」の利益から差し引く「損益通算」という処理が認められているので、その分だけ納税額を抑えられます。他の「雑所得」で損失が出ていて、外貨預金では為替差益が出ているという場合も、「損益通算」を行うことが可能です。
確定申告書の作成をはじめ、納税に関してわからないことが出てきたら、国税庁の「タックスアンサー(http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/index2.htm)」にアクセスすれば、詳細な説明が記載されています。また、所轄の税務署にも相談窓口が設けられているので、問い合わせてみるといいでしょう。
いずれにしても、外貨預金に限らず、あらゆる資産運用において税金は必ず関わってくるものです。基本的な知識をきちんと頭に入れたうえで、申告漏れなどがないように適切な処理を行うことが大切です。

4. 外貨預金の為替差益の計算方法は?
為替差益の計算方法は
為替差益=払戻時の金額−預入時の金額−手数料
になります。
例えば、1ドル100円の時に、100万円分(1万米ドル)の米ドルを預けたとします。そして、1ドル110円になった時に払い戻した場合、戻ってくる金額は110万円になります。
この場合の計算式は110万円−100万円=10万円で、10万円の利益になります。この為替レートの変化による利益が為替差益です。
一方で、損失になる可能性もあります。1ドル100円の時に、100万円分(1万米ドル)を預け、払い戻し時に1ドル90円だった場合、90万円しか戻ってきません。
計算式は90万円−100万円=−10万円となり、10万円の損失になります。損失が出た場合は為替差損と言われます。
外貨預金は預入時と払戻時の為替レートによって日本円に換算した場合の価値が変動するので、為替レートはチェックしておくことが大切です。
なお、この例では手数料は含めていませんが、仮に1万円の手数料が発生する場合、為替差益もしくは為替差損から1万円を引いた額が実際の損益になります。上記の為替差益の例だと、10万円−1万円=9万円が最終的な損益です。
手数料の額によっては、払戻額が当初の預入金額を下回ってしまうかもしれないので、注意が必要です。
5. 外貨預金を始めるなら、東京スター銀行がおすすめ!
これから外貨預金を始めようと考えている人は東京スター銀行がおすすめです。東京スター銀行をおすすめする理由には3つのメリットがあるからです。それぞれ解説していきます。
ポイント1. 外貨預入時の為替手数料が0円(WEB限定)
一般的に外貨預金は預入時と払戻時に為替手数料がかかりますが、東京スター銀行はインターネットバンキングを利用すれば外貨預金の預入時の手数料が0円なので、低コストで外貨預金を運用できる大きなメリットがあります。
- ※外貨預金を円に戻す場合には所定の手数料がかかります。
ポイント2. 好金利が並ぶ、豊富な商品ラインナップ
さまざまな外貨預金商品を揃えているのも東京スター銀行の特徴の一つです。米ドルやユーロなどの通貨の種類、1ヵ月や3ヵ月といった短い期間にも対応、好金利などの特徴がある外貨預金商品が揃っています。選択肢が多く、ニーズに合わせて選ぶことが可能です。
ポイント3. 外貨専用口座の開設は不要
金融機関によっては外貨預金をする場合、外貨預金専用口座を開設する必要があります。東京スター銀行では専用口座の開設は必要なく、スターワン口座があれば外貨預金の取引をいつでも開始できます。
6. 東京スター銀行おすすめ外貨預金
ここまで記事を読んで、東京スター銀行で外貨預金をしてみたいと思った人は、以下の4種類の外貨預金をおすすめします。それぞれどのような特徴があるのか、解説していきます。自身の方針に合った外貨預金を選びましょう。
6-1. スターワン外貨定期預金
預入期間として1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年が選択可能です。1ヵ月という短い期間から始められるので、まずは外貨預金を体験してみたい人に向いています。
対象通貨は、米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランドの5種類の中から選択可能です。南アフリカランドはほかの通貨に比べ金利が高めですが、為替相場の変動が大きい傾向にあるため、その分だけリスクも大きくなるため注意が必要です。
インターネットバンキングを利用すれば預入時の為替手数料が0円なため、低コストで効率的に運用できる点もおすすめポイントです。
- ※外貨預金を円に戻す場合には所定の手数料がかかります。
- 円を外貨にする際(預入時)および外貨を円にする際(引出時)はそれぞれ為替手数料(例えば、1オーストラリアドルあたり最大1円、1南アフリカランドあたり最大0.25円)がかかります(お預け入れおよびお引き出しの際は、為替手数料分を含んだ為替相場である当行所定のTTSレート(預入時)、TTBレート(引出時)をそれぞれ適用します)。したがって、為替相場の変動がない場合でも、往復の為替手数料がかかるため、お受け取りの外貨の円換算額が当初の外貨預金作成時の払込円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
- ※インターネットバンキング専用外国為替レートは、市場相場を参考に当行が取り引きの都度決定します。また、インターネットによるお取り引きの為替手数料は店頭およびテレホンバンクとは異なります。詳しくは店頭またはホームページにてご確認ください。
- 満期日の取り扱いは、自動継続方式(元利自動継続、元金自動継続)および満期受取方式のいずれかをお選びください。
- 元利自動継続:利息を元本に加えて本商品と同一の期間のスターワン外貨定期預金を自動的に継続作成します。この時の金利は、満期日のスターワン外貨定期預金の店頭表示金利を適用します。
- 元金自動継続:本商品と同一の元本・期間のスターワン外貨定期預金を自動的に継続作成します。この時の金利は、満期日のスターワン外貨定期預金の店頭表示金利を適用します。また、利息はスターワン口座の預入通貨と同一通貨の外貨普通預金へ入金します。
- 満期受取:元利金をスターワン口座の預入通貨と同一通貨の外貨普通預金に入金します。この時の金利は、満期日のスターワン外貨普通預金の店頭表示金利を適用します。
- 中途解約はできません。
- ご利用いただける方は、スターワン口座を保有される、国内居住の個人のお客さまです。
店頭・テレホンバンク :原則満18歳以上かつ満期時年齢が満90歳未満
インターネット :満18歳以上かつ満80歳未満 - 本商品のご契約の最終判断は必ずお客さまご自身で行っていただきますようお願いいたします。
- 詳しくは店頭、ホームページにご用意している商品説明書(契約締結前交付書面)をよくお読みいただき、商品内容を十分にご理解のうえお申し込みください。
6-2. スターエリート外貨定期預金
預入期間は5年と10年で、長期での運用を前提にした外貨定期預金です。対象通貨は米ドル、ユーロ、豪ドルの3種類で、預入時の金利が満期日まで変わることなく継続する特徴があります。
また、利払い方法には利息が6ヵ月ごとに支払われる単利型と、半年ごとに利息が元本に組み込まれ満期日に一括して支払われる複利型があります。
預入時の手数料は0円なので、低コストで外貨定期預金ができる大きなメリットがあります。
- ※外貨預金を円に戻す場合には所定の手数料がかかります。
- 円を外貨にする際(預入時)は、為替手数料分を含まないレートを適用しますが、外貨を円にする際(引出時)は為替手数料(1米ドルあたり最大1円、1ユーロあたり最大1円、1オーストラリアドルあたり最大1円)がかかります(お引き出しの際は、為替手数料分を含んだ為替相場である当行所定のTTBレート(引出時)を適用します)。したがって、為替相場の変動がない場合でも、為替手数料がかかるため、お受け取りの外貨の円換算額が当初の外貨預金作成時の払込円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
- ※インターネットバンキング専用外国為替レートは、市場相場を参考に当行が取り引きの都度決定します。また、インターネットによるお取り引きの為替手数料は店頭およびテレホンバンクとは異なります。詳しくは店頭またはホームページにてご確認ください。
- 預入通貨は、米ドル、ユーロ、オーストラリアドルからお選びいただけます。各通貨の最低預入金額は、店頭・テレホンバンクでは10,000通貨単位以上、インターネットでは1,000通貨単位以上となります。預入単位は1補助通貨単位です。
- 満期日の取り扱いは、満期受取方式です(自動継続方式の取り扱いはありません)。
- 満期受取:元利金をスターワン口座の預入通貨と同一通貨の外貨普通預金に入金します。この時の金利は、満期日のスターワン外貨普通預金の店頭表示金利を適用します。
- 5年ものはお預け入れから1年、10年ものは2年を経過した後は中途解約が可能です。ただし、中途解約をした場合は、預入期間に対し当行所定の解約金利年利0.10%(税引前)※を適用します。
なお、解約元本に対して解約日前に支払われた利息がある場合は、該当利息分を差し引いて計算します。また、解約利息が解約日前に支払われている利息に満たない場合は、払戻元本から清算します。- ※金利は税引前年利率であり、お利息は一律20.315%(国税15.315%、地方税5%)で源泉分離課税されます。なお国税のうち0.315%分は復興特別所得税の導入によるものです。
- ご利用いただける方は、スターワン口座を保有される、国内居住の個人のお客さまです。
店頭・テレホンバンク :原則満18歳以上かつ満期時年齢が満90歳未満
インターネット :満18歳以上かつ満80歳未満 - 本商品のご契約の最終判断は必ずお客さまご自身で行っていただきますようお願いいたします。
- 詳しくは店頭、ホームページにご用意している商品説明書(契約締結前交付書面)をよくお読みいただき、商品内容を十分にご理解のうえお申し込みください。
6-3. 王様金利外貨定期預金
1ヵ月という短期間から始められ、かつ好金利が最大の特徴です。預入期間は1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年からお選びいただけます。満期後には円預金に戻すことも、そのまま外貨運用を続けることも可能です。また、円安になれば為替差益をねらえるメリットもあります。また、インターネットバンキングでは預入時の為替手数料が無料です。
- ※外貨預金を円に戻す場合には所定の手数料がかかります。
ただし、預け入れの金額が店頭だと最低100万円以上、テレホンバンクだと最低50万円以上と資金面の条件がありますが、インターネットバンクなら20万円から始められます。
- ※現在、店頭・テレホンバンクでの販売を停止しております。
預入通貨は米ドル、ユーロ、豪ドル、ニュージーランドドル、南アフリカランドの5種類の中から選択できます。
- 円資金からのお預け入れのみとさせていただきます。
- 円を外貨にする際(預入時)および外貨を円にする際(引出時)はそれぞれ為替手数料(例えば、1米ドルあたり最大1円、1南アフリカランドあたり最大0.25円)がかかります(お預け入れ時およびお引き出しの際は、為替手数料分を含んだ為替相場である当行所定のTTSレート(預入時)、TTBレート(引出時)をそれぞれ適用します)。したがって、為替相場の変動がない場合でも、往復の為替手数料(例えば、1米ドルあたり最大2円、1南アフリカランドあたり最大0.5円)がかかるため、満期時にお受け取りになる外貨の円換算額が当初の外貨預金作成時の払込円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
- ※インターネット専用取引レートは、市場相場を参考に当行が取り引きの都度決定します。また、インターネットによるお取り引きの為替手数料は店頭およびテレホンバンクとは異なります。詳しくは店頭またはホームページにてご確認ください。
- 本商品の金利は当初満期日までの適用となります。
- 満期日の取り扱いは、自動継続方式(元利自動継続、元金自動継続)および満期受取方式のいずれかをお選びください。
- 元利自動継続:利息を元本に加えて本商品と同一の期間のスターワン外貨定期預金を自動的に継続作成します。この時の金利は、満期日のスターワン外貨定期預金の店頭表示金利を適用します。
- 元金自動継続:本商品と同一の元本・期間のスターワン外貨定期預金を自動的に継続作成します。この時の金利は、満期日のスターワン外貨定期預金の店頭表示金利を適用します。また、利息はスターワン口座の預入通貨と同一通貨の外貨普通預金へ入金します。
- 満期受取:元利金をスターワン口座の預入通貨と同一通貨の外貨普通預金に入金します。この時の金利は、満期日のスターワン外貨普通預金の店頭表示金利を適用します。
- 中途解約はできません。
- ご利用いただける方は、スターワン口座を保有される、国内居住の個人のお客さまです。
店頭・テレホンバンク:原則満18歳以上かつ満期時年齢が満90歳未満
インターネット:満18歳以上かつ満80歳未満 - 本商品のご契約の最終判断は必ずお客さまご自身で行っていただきますようお願いします。
- 詳しくは店頭、ホームページにご用意している商品説明書(契約締結前交付書面)をよくお読みいただき、商品内容を十分にご理解のうえお申し込みください。
6-4. スタードリーム外貨定期<仕組み預金>
預入期間は5年と10年で、長期運用が前提です。対象は米ドル、豪ドルの2種類で、預入時の為替手数料が0円なので、円資金を無駄なく運用できます。
- ※外貨預金を円に戻す場合には所定の手数料がかかります。
東京スター銀行の判断で1年毎に満期日を繰り上げることができる特約がついている代わりに、通常のスターワン外貨定期預金よりも高い金利で運用できる特徴があります。また、預入時からの好金利が満期日まで変わることなく続くメリットもあります。利息は1年ごとに外貨で支払われ、相場を見ながら円に交換できます。
ただし、原則として中途解約ができません。また、満期が繰り上がる可能性があることも考慮しましょう。
- 「スタードリーム外貨定期」は、当行の判断により満期を繰り上げることができる特約が付いているかわりに、当行の通常のスターワン外貨定期預金よりも預金利率が高く設定された外貨仕組み預金です。
- 預入通貨は、米ドル、オーストラリアドルからお選びいただけます。各通貨の最低預入金額は、店頭・テレホンバンクでは10,000通貨単位以上、インターネットでは1,000通貨単位以上となります。預入単位は1補助通貨単位です。
- 円を外貨にする際(預入時)は、為替手数料分を含まないレートを適用しますが、外貨を円にする際(引出時)は為替手数料(1米ドルあたり最大1円、1オーストラリアドルあたり最大1円)がかかります(お引き出しの際は、為替手数料分を含んだ為替相場である当行所定のTTBレートを適用します)。したがって、為替相場の変動がない場合でも、為替手数料がかかるため、お受け取りの外貨の円換算額が当初の外貨預金作成時の払込円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
- ※インターネットバンキング専用外国為替レートは、市場相場を参考に当行が取り引きの都度決定します。また、インターネットによるお取り引きの為替手数料は店頭およびテレホンバンクとは異なります。詳しくは店頭またはホームページにてご確認ください。
- 本預金には、当行の判断により、当初満期日を繰上満期日に繰り上げることができる特約(満期日繰上特約)が付いています。一般的に、満期日選択権行使判定日の市場金利が、繰上満期日(満期日選択権行使日)以降の本預金の金利より低い場合、満期日選択権が行使され、満期日が繰り上がる可能性が高くなります。この場合、払い戻された資金をその時点における市場金利の下で運用したとしても、より低利の運用となる可能性があります。反対に、満期日選択権行使判定日の市場金利が、繰上満期日(満期日選択権行使日)以降の本預金の金利より高い場合、満期日選択権が行使されず、満期日は繰り上がらない可能性が高くなります。この場合、繰上満期日以降の金利は市場金利を下回ることになり、結果的に不利な運用となる可能性が高くなります。
- 本預金は、原則、中途解約はできません。また預り口としてお預りする期間も中途解約ができません。例外的に当行がやむを得ないと認めて中途解約に応じる場合、中途解約に伴い発生する解約日から満期日までの本預金の再構築額、および解約に伴う諸費用を当行所定の計算により算出し、その算出額を違約金として預入元本から差し引き、さらに、すでに支払われている利息がある場合は、その利息も差し引きます。この場合、結果として元本割れが生じます。
- 満期日の取り扱いは、満期受取方式のみの取り扱いです(自動継続方式の取り扱いはありません)。満期日以降は、その時点におけるスターワン外貨普通預金金利を適用します。
- 本預金は、預金保険の対象外です。
- 市場環境等により、募集を行わない場合があります。また、募集期間中であっても、市場環境等の急変により取り扱いを中止する場合があります。
- ご利用いただける方は、スターワン口座を保有される、国内居住の個人のお客さまです。
店頭・テレホンバンク :原則満18歳以上かつ満期時年齢が満90歳未満
インターネット :満18歳以上かつ満75歳未満 - 本預金のご契約の最終判断は必ずお客さまご自身で行っていただきますようお願いいたします。
- 詳しくは店頭、ホームページにご用意している商品説明書(契約締結前交付書面)をよくお読みいただき、商品内容を十分にご理解のうえお申し込みください。
7. まとめ
外貨預金で税金が発生するタイミングは利息を受け取った時、そして為替差益が発生した時です。利息については、日本国内の金融機関を利用している場合は源泉徴収がされているので確定申告は不要ですが、為替差益については確定申告をする必要があります。なお、原則として為替差損では確定申告の必要はありません。
税金面を考えると、日本国内の金融機関を利用した方が、確定申告の手間が少なくて済みます。もし、日本の金融機関で外貨預金をしたいと考えているなら東京スター銀行がおすすめです。
インターネットバンキングを利用すると預入時の手数料がかからず、外貨預金商品は円預金よりも好金利でラインナップも豊富です。外貨預金専用口座も必要なく、スターワン口座だけで外貨預金を始められる手軽さもあるので、給与振込や生活費などで普通預金を使いつつ、余剰資金で外貨預金を始めてみてはいかがでしょうか。
- 外貨預金には、為替変動リスクがあります。為替相場の変動により、お受け取りの外貨元利金を円換算すると、当初の外貨預金作成時の払込円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
- 外貨預金は、預金保険の対象外です。
- 円から外貨の場合で500万円超の取り引き、外貨から円の場合で5万通貨単位超(南アフリカランドは50万通貨単位超)の取り引きは、店頭またはテレホンバンクのみの受け付けとなり、換算相場は市場相場を参考に当行が取り引きの都度決定します。
- 外貨現金およびトラベラーズチェック、為替予約の取り扱いはありません。
(基準日:2023/8/7)
- 【本記事について】
- 記事内容や紹介した商品サービスは、基準日において有効な情報であり、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めていますが、内容を保障するものではありません。参考としてお読みください。
【執筆者プロフィール】
大西 洋平
出版社勤務などを経て独立し、フリーのジャーナリストとして活動。「ダイヤモンドZAi」をはじめとするマネー誌や、「週刊ダイヤモンド」、「プレジデント」、「週刊AERA」などの一般雑誌やオンラインメディアにおいて、金融・経済の分野を中心に執筆活動を続けている。
- ※本記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
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