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外貨預金を選ぶ際の注目ポイントは「手数料」!
その理由は?!

  • #資産運用
  • #外貨預金

掲載日:2019年12月5日
最終更新日:2020年1月6日

この記事は9分で読めます!

1. 外貨建て商品を選ぶ際のポイントは「金利」だけじゃない!

外貨預金と言えば、「とにかく金利が魅力的!」というイメージを抱く人が少なくないかもしれません。なぜなら、その通貨を発行している国の金利水準が反映されるからです。

日本の金利はほとんどゼロに近い状態が長期化していますが、海外では日本の金利水準よりも高いケースが珍しくありません。ただ、単純に金利だけにフォーカスを当ててしまうと、その他の条件やリスクを見落としてしまう可能性があります。

また、外貨預金は多くの銀行が取り扱っており、それぞれ何が違うのか比べるのは簡単ではありません。こうしたことから、どのような観点で選べばよいのかがピンとこないというのも無理のない話でしょう。

しかも、世の中には外貨預金に限らず、様々なタイプの外貨建て商品が存在しています。FX(外国為替証拠金取引)や、投資信託の一種である外貨MMF、外国債券(外債)、外貨建て保険等がその代表例です。

外貨預金を始める前に、外貨建て商品それぞれの違いを知ったうえで、外貨預金のメリットを十分に生かせるかたちで運用を始めるのが望ましいでしょう。
外貨預金のメリットについてきちんと知っておきたい方は、「外貨預金のメリット・デメリットは?注目される理由を解説!」をご参照ください。

2. 外貨建て商品で共通して発生
するコストは「為替手数料」!

外貨建て商品を選ぶ際に重要なポイントになってくるのは「為替手数料」をはじめとしたコストです。「為替手数料」は外貨預金に限らず、あらゆる外貨建て金融商品において発生するコストで、その設定にはそれぞれの商品ごとや、それらの商品を提供する金融機関によって少なからず違いが見られます。

外貨預金以外の主な外貨建て金融商品について少し説明しておくと、まずFX(外国為替証拠金取り引き)は証拠金という担保を預けて外貨を買ったり売ったりするものです。

預けた証拠金の金額よりも多額の資金を取り引きできる仕組みで、為替差益を追求できる反面、それだけリスクも高くなってしまいます。厳密には「為替手数料」ではなく「スプレッド」と呼ばれるコストは相対的に低めの設定ではあるものの、金融商品の経験が浅い方には、向いている商品とは言えないでしょう。

続いて外貨MMFは極めて安全性の高い運用が行われているのが特徴です。「為替手数料」については、コストとしてFXと比べれば高めの設定になっています。

次に外国債券(外債)は外貨建てで発行された債券で、国内の金融機関(証券会社)が取り扱っているものの多くは、海外の国家や政府関係機関が発行したものです。発行元が元金や利息の支払いを約束していますが、その信用力が低ければ債務不履行になる(きちんと支払ってくれない)恐れもあります。証券会社で一般的にかかる「為替手数料」は、コストとして比較するとやはりFXより高めとなるようです。

外貨建て保険は、一時払い(一括)や分割払いの保険料を外貨に換えて運用する保険で、日本円で預ける保険と比べて貯蓄性が高い(外貨ベースで運用益を期待できる)ことが注目されがちです。しかしながら、「為替手数料」の設定も保険会社によりまちまちで、他にもコストがかかってくるなど、なかなか商品の詳細が把握しづらいかもしれません。

これらの外貨建て金融商品に対し、外貨預金の「為替手数料」はどのような設定になっているのでしょうか? そして、そもそも「為替手数料」とはどういったコストを意味しているのでしょうか?

「為替手数料」とは、日本円をドルやユーロなどといった外貨、外貨を日本円に交換する際に金融機関が徴収している手数料のことです。「日本円→外貨」と「外貨→日本円」のいずれのケースにおいても発生します。

つまり、外貨に交換して運用をスタートする地点と、それを止めて日本円に戻す地点の往復で為替手数料を負担することになるわけです。例えば「1米ドル当たり1円」といった設定になっており、1,000米ドルを預金した場合、「1円×1,000米ドル分=1,000円」が片道分の負担となります。

往復では1米ドルあたり2円で、これは実際に多くの金融機関が米ドル預金の「為替手数料」に設定している金額です。外貨預金に限らず外貨建て金融商品は為替差益を期待できる点も大きな魅力ですが、「為替手数料」が割高だとそれが目減りしてしまう結果となります。

3. 東京スター銀行の外貨預金
手数料一覧

では、東京スター銀行が提供する外貨預金の手数料設定はどうなっているのでしょうか?
以下のリンクをクリックすると表示される通り、インターネットバンキング専用のものと店頭・テレホンバンキング専用のものでは設定が異なっています。

商品によっては、店頭・テレホンバンク、インターネットバンキングに関わらず、預入時の為替手数料が0円のものがあります。また、インターネットバンキングをご利用いただくと、引出時の為替手数料が、店頭・テレホンバンキングに比べて割安です。

4. 為替手数料がお得な
東京スター銀行で始めよう!

このように、東京スター銀行の外貨預金は「為替手数料」が非常に魅力的な設定になっています。

さらに、東京スター銀行の外貨積立サービスは、預入時の為替手数料が無料です。月々1,000円から始めることができるため、将来の資産形成を気軽に始めたいという方にもぴったりではないでしょうか。

当然ながら、預ける金額が大きくなるほど、為替手数料の差は軽視できないものとなってきます。

外貨預金を利用される方の多くは、その収益性に注目していると思います。よりコスト負担が軽いものを選ぶとすれば、ぜひ東京スター銀行をご利用ください。

(基準日:2020年1月6日)

本記事について
本記事の計算結果は、簡便な方法で概算値を表示しているため、実際の取引や運用成果を保証するものではありません。
また、勧誘を意図しておらず、情報提供するものであり、参考としてお読みください。
外貨預金について
  • 外貨預金には、為替変動リスクがあります。為替相場の変動により、お受け取りの外貨元利金を円換算すると、当初の外貨預金作成時の払い込み円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
  • 外貨預金は、預金保険の対象外です。
  • 円から外貨の場合で500万円超の取り引き、外貨から円の場合で5万通貨単位超(南アフリカランドは50万通貨単位超)の取り引きは、店頭またはテレホンバンクのみの受け付けとなり、換算相場は市場相場を参考に当行が取り引きの都度決定します。
  • 外貨現金およびトラベラーズチェック、為替予約の取り扱いはありません。
スターワン外貨普通預金について
  • 残高が1,000通貨単位未満の場合は、「スターワン外貨普通預金」の金利が適用されます。
  • 店頭、テレホンバンク、インターネット(東京スターダイレクト)※1でお取り引きできます。
  • 預金連動型ローン商品の相殺計算の対象となります。
  • 他行にお持ちの外貨預金も、外貨のまま送金してお預け入れいただけます。※2
  • 残高が1,000通貨単位(南アフリカランドは5,000通貨単位)以上になると、自動的に「スターワン外貨普通預金(ポイント預金)」の金利が適用されます。
  • 「スターワン外貨普通預金(ポイント預金)」は、米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドルは外貨金額で1,000通貨単位以上、南アフリカランドは外貨金額で5,000通貨単位以上の残高で自動的にポイント計算し、段階的に上がるステージに応じた金利を適用します。
  • 各通貨ごとの残高が外貨金額で1,000通貨単位(南アフリカランドは外貨金額で5,000通貨単位)未満の場合は「スターワン外貨普通預金」として取り扱われます。
  • 金利情勢等によってはスターワン外貨普通預金(ポイント預金)とスターワン外貨普通預金の金利が同水準となる場合があります。
  • 金利情勢等によってはスターワン外貨普通預金(ポイント預金)のステージ内の金利が同水準となる場合があります。
  • 外貨預金取引の適用レートと為替手数料について
    円を外貨にする場合(預入時) 外貨を円にする場合(引出時)
    適用レート TTSレート TTBレート
    為替手数料

    通貨・商品・受付チャネル毎に異なります。

    • 為替手数料がかかる商品については、為替相場の変動がない場合でも、往復の為替手数料(例えば、1米ドルあたり最大2円、1南アフリカランドあたり最大0.5円)がかかるため、お受け取りの外貨の円換算額が当初の外貨預金作成時の払い込み円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
  • 本商品をご利用いただける方は、スターワン口座を保有される、国内居住の原則満18歳以上の個人のお客さまです。
  • 本商品のご契約の最終判断は必ずお客さまご自身で行っていただきますようお願いいたします。
  • 詳しくは店頭、ホームページにご用意している商品説明書(契約締結前交付書面)をよくお読みいただき、商品内容を十分にご理解のうえお申し込みください。
  1. ※1インターネット(東京スターダイレクト)のご利用には、事前にオンラインサインアップが必要となります。
  2. ※2送金に関する手数料はお客さまのご負担となります。
外貨積立サービスについて
  • 本サービスは、あらかじめお申し込みいただいた条件により、「スターワン円普通預金」から引き落しを行い、引落金額を当行所定の外国為替相場でご指定いただいた通貨に換算した外貨額を、当該通貨の「スターワン外貨普通預金」へ預け入れるサービスです。
  • 本預金は自動振替型です。お客さまがご指定された積立日に円普通預金口座から自動的にご指定の外貨に振り替えを行い、外貨普通預金口座に預け入れます。
  • 本サービスにより預け入れがなされる預金は外貨普通預金であり為替変動リスクがあります。為替相場の変動により、お受け取りの外貨元利金を円換算すると、当初の外貨預金作成時の払込円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
  • 本サービスのお申し込み自体には手数料はかかりません。ただし、本サービスにより積み立てた外貨を円にするとき(引出時)には為替手数料(例えば、1米ドルあたり1円)がかかります。したがって、為替相場の変動がない場合でも、お受け取りの外貨の円換算額が当初の外貨預金作成時の払込円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。なお、インターネットによるお取り引きの為替手数料は上記とは異なります。詳しくは店頭またはホームページにてご確認ください。
  • 本サービスは、積立日の「適用レート」で円をご指定の通貨に交換し、預け入れます。
  • 詳しくは店頭またはホームページにご用意している商品説明書(契約締結前交付書面等)をよくお読みいただき、商品内容を十分にご理解のうえお申し込みください。
スターワン外貨定期預金について
  • 満期日の取り扱いは、自動継続方式(元利自動継続、元金自動継続)および満期受取方式のいずれかをお選びください。
    • 元利自動継続:利息を元本に加えて本商品と同一の期間のスターワン外貨定期預金を自動的に継続作成します。この時の金利は、満期日のスターワン外貨定期預金の店頭表示金利を適用します。
    • 元金自動継続:本商品と同一の元本・期間のスターワン外貨定期預金を自動的に継続作成します。この時の金利は、満期日のスターワン外貨定期預金の店頭表示金利を適用します。また、利息はスターワン口座の預入通貨と同一通貨の外貨普通預金へ入金します。
    • 満期受取:元利金をスターワン口座の預入通貨と同一通貨の外貨普通預金に入金します。この時の金利は、満期日のスターワン外貨普通預金の店頭表示金利を適用します。
  • 中途解約はできません。
  • ご利用いただける方は、スターワン口座を保有される、国内居住の個人のお客さまです。
    店頭・テレホンバンク :原則満18歳以上かつ満期時年齢が満90歳未満
    インターネット :満18歳以上かつ満80歳未満
  • 本商品のご契約の最終判断は必ずお客さまご自身で行っていただきますようお願いいたします。
  • 詳しくは店頭、ホームページにご用意している商品説明書(契約締結前交付書面)をよくお読みいただき、商品内容を十分にご理解のうえお申し込みください。
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