用語集
CPI(しーぴーあい)
CPIとは「Consumer Price Index」の略で、「消費者物価指数」のことです。
消費者が購入する家計に係る財やサービスの価格の変動を調査・算出した経済指標です。家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用がどのように変動するかを指数値で表したもので、物価そのものの変動を測定することを目的としています。
日本では、総務省が毎月、全国および東京都区部の数値を公表しています。
米国では、米労働省が毎月公表しており、米国国民の生活水準を示す指標のひとつとなっています。
コアCPIについて
コアCPIとは、CPI(消費者物価指数)のうち、すべての対象商品によって算出される「総合指数」から生鮮食品を除いて算出した指数のことを言います。
「総合指数」から天候の影響で価格が変動しやすい生鮮食品を除くことで、物価変動の基調をみるための指標として使われています。
CPIとPPIの違い
PPIは「Producer Price Index」の略で、「生産者物価指数」のことです。
CPIは消費者が購入する際の価格変動を表すのに対して、PPIは企業が購入する際の価格変動を表します。
CPIとPPIはどちらもインフレ動向を測る重要な経済指標です。