用語集
元本(がんぽん)
元本とは、預貯金や投資などにおいて最初に投入された資金のことです。元本は、利息や配当金の計算の基礎となる金額であり、元本に対して利息や配当が加算されることで総額が増加します。
主な元本の種類は以下のものがあります。
- 預入元本:銀行や金融機関に預け入れた元本のこと。預金者が預けた金額そのものを指します。
- 購入元本:投資家が資産を購入する際に支払った元本のこと。購入時の初期投資額を意味します。
- 個別元本:特定の投資や資産に対して個別に設定された元本のこと。例えば、複数の投資を行っている場合、それぞれの投資に対する元本を指します。
- 借入元本:借入時に借りた元本のこと。借り手が金融機関や他の貸し手から借りた金額そのものを指します。
また、「元本割れ」とは、元本(投資した資金)よりも少ない金額しか戻らない状態を指します。「元本保証」とは、金融商品の購入や投資に充てた元本が、運用結果にかかわらず、減らないように保証されていることを指します。ただし、元本保証がある商品はリスクが低い分、一般的に高い収益は期待できません。