“仕組み預金”ってそもそも何ですか?
そもそも仕組み預金とは?
デリバティブ取引を組み込んだ預金商品を一般的に仕組み預金と呼んでいます。
そのデリバティブってなに?
資金の運用方法の一つで、「金融派生商品」と訳されます。元になる金融商品が存在するために、「デリバティブ=派生」という言葉が用いられています。
たとえばよく聞く「先物取引」、価格がまだ決まっていない未来の商品を取引する手法ですが、実はこれもデリバティブの一種です。また為替変動を織り込んだ運用も同様です。少しでもリスクを減らし収益を大きくするために生み出した、人間の知恵と言えるでしょう。
仕組み預金の特徴とは?
各種のデリバティブ取引を組み込んで、高度な運用をしているため、一般の預金より高い金利が期待できます。
デリバティブ取引を組み込むと言うことは、細かく条件を設定して、繊細に運用することに他なりません。したがって、条件を維持するための「ルール=特約」が必ず存在します。
特約の事例には
どんなものがある?
- 満期まで原則、中途解約ができない。例外的に、中途解約ができた場合でも、受取額が預け入れた元本を大きく下回る可能性がある。
- 市場環境等により、当初満期日が繰り上がる場合がある。
- 組み込まれたデリバティブ取引によっては、外貨で払い戻される場合がある。
仕組み預金ならではの特約の事例の一つとして、満期日の繰り上げがあります。これは金融機関側の判断によって、満期が来る前に利息と元本をお戻しする特約です。10年預けるつもりが1年で戻ってきた、という事例も実際にはあります。
この場合、たとえ1年で終了したとしても、預入時の金利でその期間は運用されていたので、実質的な不利益は出ないようになっています。この特約部分を東京スター銀行では、「最初から好金利。満期までずっと続く」と表現しています。
→後述のスタードリーム円定期<仕組み預金>満期日繰上特約付円定期預金をご参照ください。
仕組み預金は預金の中では
- 満期日繰り上げの可能性あり
- 中途解約できない
- 為替リスクなし
主な特約 | 当行の判断により1年ごとに当初満期日が繰り上がる可能性があります。 |
受付チャネル | 店頭、テレホンバンク、インターネット |
預入期間 | 3年・5年・10年・15年 |
最低預入金額 | 店頭・テレホンバンク:100万円以上1円単位 インターネット:10万円以上1円単位 |
預金保険の対象ですが、利息等については全額が保護対象ではありません。 詳しくは「預金保険制度について」をご確認ください。
満期日が繰り上がる可能性が
あります。
最新の金利もご確認いただけます
- 外貨に変換される可能性あり
- 中途解約できない
- 為替リスクあり
主な特約 | 元本が外貨で払い戻される可能性があります。 |
受付チャネル | 店頭、テレホンバンク、インターネット |
預入期間 | 6ヵ月 |
最低預入金額 | 店頭・テレホンバンク:100万円以上1円単位 インターネット:10万円以上1円単位 |
預金保険の対象ですが、利息等については全額が保護対象ではありません。 また、満期時に元本が外貨に交換された場合も対象外となります。詳しくは「預金保険制度について」をご確認ください。
判定日の為替レートによって
決定します。
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