用語集

複利(ふくり)

複利とは、元本に対して利息がつくだけでなく、その利息にもさらに利息がつく計算方法です。時間が経つほど元本が増えていく様子が、雪だるまが転がるたびに大きくなる様子に似ているため、「雪だるま式」とも呼ばれます。

複利の元本と利息の総額は、「元本×(1+年利)^年数」という式で計算できます。
例えば、元本が100万円で年利5%の複利運用を行った場合、以下のように元本が増加します。
1年目: 100万円 × 1.05 = 105万円
2年目: 105万円 × 1.05 = 110.25万円
3年目: 110.25万円 × 1.05 = 115.76万円
4年目: 115.76万円 × 1.05 = 121.55万円
5年目: 121.55万円 × 1.05 = 127.63万円

単利では資産の成長が線形であるのに対して、複利では加速的に増えていきます。これにより、複利が長期的な投資や貯蓄において非常に有利とも言われます。

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