用語集

単利(たんり)

単利とは、元本に対してのみ利息が計算される方法のことです。利息が発生しても、その利息は再投資されず、常に最初の元本に対してのみ利息がつきます。一方、複利では利息が元本に加えられ、その合計に対して次の利息が計算されるため、長期的には複利の方が利息が多くなります。
日本の債券市場では、単利利回りが一般的に使用されています。

例えば、元本が100万円で年利2%の単利運用を5年間行った場合、毎年の利息は以下のようになります

1年目 100万円 × 0.02 = 2万円
2年目 100万円 × 0.02 = 2万円
3年目 100万円 × 0.02 = 2万円
4年目 100万円 × 0.02 = 2万円
5年目 100万円 × 0.02 = 2万円
5年間の合計利息は10万円となり、元本と合わせて110万円になります。

関連用語