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おまとめローンの審査は厳しい?基準と通過のコツを解説

  • #おまとめローン

最終更新日:2026年4月13日

複数の借り入れを一本化できるおまとめローンは、返済管理をシンプルにしたい人に選ばれています。一方で、「審査は厳しいのか」「落ちる理由は何か」「通過のコツはあるのか」と不安を感じる人も少なくありません。中には、審査が「ゆるい」「厳しい」といった両方の評価を聞いて判断に迷うケースもあります。

本記事では、おまとめローンの審査基準をわかりやすく解説したうえで、落ちる理由と通過のコツを具体的に紹介します。併せて、審査が「ゆるい」と言われる理由や申込時の注意点にも触れ、申し込み前に知っておきたいポイントをまとめます。

この記事は9分で読めます!

1. おまとめローンとは?審査の前に押さえたい基本

おまとめローンの審査について理解するには、まずその仕組みと通常のローンとの違いを把握しておくことが重要です。ここでは、おまとめローンの仕組み、通常のカードローンとの違いについて解説します。

1.1 おまとめローンの仕組み

おまとめローンの仕組み

おまとめローンの仕組み

おまとめローンとは、複数のカードローン・リボ払いなどの借り入れを一本化し、返済先をひとつにまとめるためのローンのことです。

通常のローンが新たな資金を調達することを目的とするのに対し、おまとめローンの資金使途は基本的に「既存借入の返済」に限定されます。つまり、追加の資金調達が目的ではなく、現在の借入状況を整理して返済を安定させることが主な目的です。

複数社への毎月の返済をひとつにまとめることで、返済日や金利条件が統一され、管理の手間が省けます。また、現在の借入先よりも低い金利が適用されれば、毎月の返済額や返済総額を抑えられる可能性もあります。

1.2 通常のカードローンとの違い

おまとめローンとカードローンの違い

カードローンとおまとめローンの違い

通常のカードローンとおまとめローンでは、目的が大きく異なります。カードローンは繰り返し借り入れができる「新規借入」を主目的とするのに対し、おまとめローンは前述のとおり、既存の借り入れを整理し「返済状況を改善すること」が目的です。

この違いは審査の考え方にも影響します。カードローンでは「新たにいくら貸せるか」を判断するのに対し、おまとめローンでは「一本化後に無理なく返済を続けられるか」という視点から審査が行われる傾向があります。借入件数が多いことだけでなく、一本化によって返済が安定するかどうかが重要な審査ポイントになります。

2. おまとめローンの審査基準

おまとめローンの審査は、複数の観点から総合的に行われます。主に「属性」「返済能力」「信用情報」の3つが審査の柱となります。

2.1 属性

属性とは、申込者の年齢や家族構成、持ち家の有無や保有している財産などのことで、これらの内容について総合的に判断されます。たとえば、賃貸よりも資産価値のある持ち家のほうが、一般的に審査が有利になるといわれています。

2.2 返済能力(年収・雇用形態・勤務状況)

金融機関は貸したお金について、利息と合わせて返済してもらうことで利益を得ています。利用者が返済不能な状態に陥り、貸し倒れになるリスクを極力避ける必要があるため、融資した額を完済できるかどうか、返済能力を審査します。

返済能力の審査では、年収や勤務先、勤続年数、雇用形態などの情報をチェックします。返済能力を審査するにあたり、重要なポイントは「安定した収入が継続的に得られているか」です。

勤務先の業種や規模の大きさ、雇用形態などによって、今後も安定した収入が得られるかを判断します。一般的に正社員で勤続年数が長いほど審査に有利になりやすい傾向がありますが、年収額だけが審査基準ではないということにもご注意ください。

2.3 信用情報

ローンの申し込みを受けた金融機関は審査の際、自社の加盟している個人信用情報機関に照会をかけます。個人信用情報機関には、申込者の信用情報が登録されており、その中には延滞や債務整理などの事故情報も含まれます。もし、金融機関が照会をかけた際に、申込者の信用事故情報が登録されていた場合、一般的には審査に通ることが難しくなります。事故情報は一定期間登録され、登録が消えるまでほかのローンの審査にも影響を与えます。

3. おまとめローンの審査が「厳しい」と言われる理由

おまとめローンの審査は、「厳しい」と言われることもあります。おまとめローンの利用を考える人の中には、すでに多重債務の状態にある方や、返済が苦しくなってきた段階で申し込む方が少なくありません。

返済遅延や延滞の履歴がある場合、信用情報に傷がついており、審査通過のハードルが上がります。また、借入額が年収に対して著しく大きいと判断された場合は、一本化しても返済が困難と判断され、否決になりやすい傾向があります。
つまり、おまとめローンの審査が「厳しい」と言われる背景には、申込者の状況がすでに厳しい段階にあることが多いという事情があります。審査基準は「ゆるくも厳しくもなく」、条件次第で結果が分かれると理解しておくことが大切です。

4. おまとめローンの審査で落ちる理由

おまとめローン審査

おまとめローンの審査基準は公開されていませんが、一般的に審査が通りにくくなる項目をまとめました。あてはまる項目がある方は、対策を行ってから申し込むようにしましょう。

4.1 直近で延滞がある

現在延滞中、または直近に長期延滞がある場合は、審査で否決になるリスクが高まります。信用情報機関に延滞の記録が残っていると、金融機関側が「返済意思」や「返済能力」に不安を感じやすくなるためです。

そのため、おまとめローンで一本化する前に、まずは既存の借り入れを正常な返済状態に戻すことが優先されます。具体的には、滞納分を解消し、一定期間きちんと返済を続けて「延滞していない状態」を作ってから申し込むほうが、審査通過の可能性は高まります。

もし返済が難しく延滞が続きそうな場合は、放置せずに早めに借入先へ連絡し、返済日の調整や返済額の見直しができないか相談することも重要です。延滞が長引くほど、信用情報への影響が大きくなり、その後の借り換えや一本化がさらに難しくなる可能性があります。

4.2 借入額が大きすぎる

年収に対して借入額が過大な場合、おまとめ後も返済が困難と判断されやすくなります。「一本化すれば返せる」という気持ちがあっても、数字のうえで返済負担率が高すぎると、審査上は厳しい判断が下されることがあります。
この場合、一部の借り入れを先に返済して残高を減らした後に申し込む、あるいは返済期間・金額の見直しを検討するといったアプローチが有効なケースもあります。

4.3 多重申込をしている

短期間に複数の金融機関へ申し込むと、信用情報機関に「申込情報」として記録されます。これが短期間に集中すると、「資金繰りが逼迫しているのではないか」と判断され、審査に悪影響を与えることがあります。

一度否決になった後、すぐに別の金融機関に申し込むことも、同様に申込情報が積み重なるため慎重な判断が必要です。申込の間隔をある程度空けることが、審査通過の観点からも望ましいとされています。

5. おまとめローンの審査を申し込む前の対策

審査に落ちてしまう理由を把握したうえで、実際にどう準備すればよいのかを見ていきましょう。すぐに取り組めるものから、時間をかけて対応するものまで、5つのポイントを紹介します。

5.1 借入件数を減らす

一般的におまとめローンを申し込む際、他社借入件数が多いと審査に通るのが難しくなる可能性があります。もし、他社借入件数が複数ある場合、借入件数が少ないものから先に完済しておくのも手でしょう。また、審査に落ちたとしても、自分で返済を進め、借入金額を減らしてから再度申し込むことで審査に通る可能性があります。

5.2 申込情報を正確に記載する

おまとめローンの審査では、申込時に入力・記載する情報の正確さも重要なポイントです。年収や勤務先、勤続年数、他社借入の件数・残高などに誤りがあると、内容の整合性が取れないと判断され、審査に悪影響を与える可能性があります。

特に注意したいのが「他社借入状況」です。借入先の数や残高、毎月の返済額は、信用情報とも照合されるため、意図的でなくてもズレがあると「申告内容に不安がある」と見られやすくなります。申し込み前に、会員ページや明細、アプリなどで最新の残高を確認し、できるだけ正確な数字を記載しましょう。

5.3 別の金融機関に申し込む

審査基準は金融機関によって異なりますので、申し込んでも審査に通らなかったけれど、別の金融機関に申し込んだら審査に通ったというケースもあります。ただし、信用情報機関には「ローンに申し込んだ」という情報も登録されます。短期間に多くの金融機関に申し込むことは避けたほうがよいでしょう。

5.4 信用情報を確認する

過去に延滞があったなど、信用情報に問題がある影響で審査が通らないケースもあります。自分の信用情報がどのようになっているかについては、本人が信用情報機関に情報開示の請求を行えば知ることができます。手続きもインターネットで簡単に行えるため、不安なら信用情報機関に対して情報開示の請求を行ってみましょう。

各信用機関の情報開示請求先

  • CIC (株式会社シー・アイ・シー):
    国内最大級の信用情報機関として多様な業態が加盟
  • JICC(株式会社日本信用情報機構):
    消費者金融を中心に銀行やクレジット会社が加盟
  • KSC (全国銀行個人信用情報センター):
    銀行や信用組合などが加盟する信用情報機関。消費者金融やクレジット業者は未加盟

5.5 支払いの遅延を避ける

申込前はもちろん、審査中も既存ローンの返済遅延を避けることが重要です。審査期間中に延滞が発生すると、審査に悪影響を与える可能性があります。

また、日頃から支払い遅延を起こさないことは、信用情報を良好に保つための基本です。自動引落の設定や返済日の管理を徹底することで、うっかりミスを防げます。

6. おまとめローン申込時の注意点

審査を通過することがゴールではありません。おまとめローンを利用する際は、一本化後の返済生活を見据えたうえで判断することが大切です。申し込む前に確認しておきたい注意点を2つ紹介します。

6.1 まとめても返済総額が減るとは限らない

おまとめローンを利用することで毎月の返済額が減っても、返済期間が延びた分だけ支払う利息が増え、返済総額が増加するケースがあります。

重要なのは、月々の返済額だけでなく「返済総額」で比較することです。現在の借入条件と、おまとめ後の金利・返済期間を踏まえた返済総額を試算したうえで判断することが大切です。おまとめローンの金利が現在の借り入れの平均金利と同程度、または高い場合には、特に慎重に検討する必要があります。

返済イメージ

ご利用中の複数ローンの残高が総額200万円だった場合※1

おまとめ前
(3社合計)
おまとめ後
(東京スター銀行)
毎月のご返済額
42,000円
A社 100万円:毎月の返済額20,000円
B社 50万円:毎月の返済額10,000円
C社 50万円:毎月の返済額12,000円 ※1
毎月の返済額
29,862円※2

返済額がぐんと下がる!
年率13.0%
※3毎月最大12,138円軽減!!

いま毎月3万円以上ご返済であれば、毎月の返済額が軽減されます。※4
ローンを1つにまとめるだけで 利息の負担が軽減できます!

  1. ※1おまとめローンご利用の方の実例をもとに、実際にあり得る返済額を表示しております。
  2. ※2上記計算は、金利年率13.0% 返済年数10年 元利均等月賦返済により行っております。例として、おまとめ借り入れ額が2,000,000円の場合、毎月のご返済額は29,862円、概算の返済総額は3,583,479円となります。また、このケースで金利年率14.6%(最大年利)が適用された場合、毎月の返済額は31,778円、概算の返済総額は3,813,571円となります。なお、実際にお借り入れ頂く際の金額と端数等が異なる場合がありますのでご注意ください。
  3. ※3金利は年率9.8%~14.6%となり、当行所定の審査により決定いたします。【現在】
  4. ※4おまとめ後の返済状況によっては、おまとめしない場合と比較して利息の総支払い額が減らない可能性があります。特に、ご利用中のローンの平均お借り入れ金利がおまとめ後の適用金利(年率9.8%~14.6%)以下の方は慎重にご検討のうえお申し込みください。

6.2 一本化後の追加借入に注意する

多くのおまとめローンは返済専用のため、追加の借り入れはできません。しかし、他社のカードローンなどで再び新たな借り入れを増やしてしまうと、家計状況が悪化するリスクがあります。おまとめローンはあくまで「返済計画を立て直すための手段」であり、借入の出口を作ることが目的です。

一本化後は、完済を目標に据えた返済計画を立て、追加借入を控えることが重要です。カードローンやリボ払いの利用を続けながらおまとめローンの返済も行うと、結果的に負担が増えてしまいます。

7. おまとめローンの審査に関するよくある質問

以下に、おまとめローンに関するよくある質問とその回答を簡潔にまとめました。審査基準や申込時の注意点を確認したい方は、参考にしてみてください。

おまとめローンは総量規制の対象となりますか?

貸金業法の「総量規制」は、原則として年収の3分の1を超える貸付を禁止するルールですが、おまとめローンは例外として扱われるケースがあります。既存借入の返済のみを目的とした借り換えは、「借り換え・おまとめ」として総量規制の例外と認められる場合があります。ただし、金融機関によって取り扱いが異なるため、申込前に確認することをおすすめします。なお、銀行は銀行法が適用されるため総量規制の対象外ですが、各行独自の審査基準を持っているため、年収に対して無制限に借りられるわけではありません。

おまとめローンの総量規制に関して、疑問がある方は、以下の記事もご覧ください。

おまとめローンは、年収以上の金額を借り入れることは可能ですか?

総量規制の例外とされるケースでは、年収の3分の1を超える金額のおまとめが認められる場合があります。ただし、金融機関が独自の審査基準で判断するため、年収以上の金額のおまとめが必ずしも認められるわけではありません。審査では年収との返済負担バランスが重要な判断材料になります。

おまとめローンの審査は本当にゆるいのですか?

「ゆるい」と言われることもありますが、基準が甘いという意味ではありません。
新規借入よりも「返済整理」を目的としているため、一本化によって返済負担が改善する見込みがあれば前向きに評価される場合があります。ただし、延滞履歴や返済能力が不足している場合は否決になることもあります。

他社借入が多いと審査の通過は難しいでしょうか?

借入件数や残高が多いと慎重に判断される傾向はありますが、必ずしも否決になるわけではありません。
重要なのは、一本化後に無理なく返済できるかどうかです。延滞がなく、収入とのバランスが取れていれば通過する可能性はあります。

審査にはどのくらい時間がかかりますか?

金融機関によって異なりますが、仮審査は比較的短期間で結果が出るケースが多く見られます。
ただし、本審査では他社借入状況や信用情報の確認があるため、数日~1週間程度かかる場合があります。

8. おまとめローンは一本化後の返済負担まで見据えて選ぼう

おまとめローンの審査は、返済能力や他社借入状況、信用情報などを総合的に判断して行われます。「ゆるい」と言われる背景には、一本化によって返済負担が改善する可能性が評価されるケースがあることが挙げられます。担保のないローンである以上、審査基準そのものがゆるいわけではなく、申込者の状況によって結果が分かれると理解しておきましょう。

審査通過の可否だけを見るのではなく、一本化後に無理なく返済を続けられるかを軸に検討することが大切です。申し込む前に現在の借入状況を整理し、返済シミュレーションを行うことで、通過可能性や一本化後の返済見通しを具体的に確認することができます。

「複数の借り入れを整理して、確実に完済を目指したい」という方は、まず現状の把握から始めてみましょう。

返済イメージ

ご利用中の複数ローンの残高が総額200万円だった場合※1

おまとめ前
(3社合計)
おまとめ後
(東京スター銀行)
毎月のご返済額
42,000円
A社 100万円:毎月の返済額20,000円
B社 50万円:毎月の返済額10,000円
C社 50万円:毎月の返済額12,000円 ※1
毎月の返済額
29,862円※2

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いま毎月3万円以上ご返済であれば、毎月の返済額が軽減されます。※4
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  1. ※1おまとめローンご利用の方の実例をもとに、実際にあり得る返済額を表示しております。
  2. ※2上記計算は、金利年率13.0% 返済年数10年 元利均等月賦返済により行っております。例として、おまとめ借り入れ額が2,000,000円の場合、毎月のご返済額は29,862円、概算の返済総額は3,583,479円となります。また、このケースで金利年率14.6%(最大年利)が適用された場合、毎月の返済額は31,778円、概算の返済総額は3,813,571円となります。なお、実際にお借り入れ頂く際の金額と端数等が異なる場合がありますのでご注意ください。
  3. ※3金利は年率9.8%~14.6%となり、当行所定の審査により決定いたします。【現在】
  4. ※4おまとめ後の返済状況によっては、おまとめしない場合と比較して利息の総支払い額が減らない可能性があります。特に、ご利用中のローンの平均お借り入れ金利がおまとめ後の適用金利(年率9.8%~14.6%)以下の方は慎重にご検討のうえお申し込みください。
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