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給与振込口座のおすすめは?手数料や金利など選ぶポイントを解説

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掲載日:2024年9月9日

「貯蓄をしたいけれどなかなか思ったように増えない」とお困りではありませんか?貯蓄がなかなかできないときは、自分の銀行口座の選び方や管理方法を見直すことが大切です。
この記事では、銀行口座を使い分ける方法や給与振込口座を選ぶときのポイント、おすすめの給与振込口座について解説します。計画的に貯蓄を増やしていきたい人は、ぜひ参考にしてください。

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1. 銀行口座は使い分けよう

銀行預金を利用して計画的に貯蓄するには、複数の銀行口座を使い分けるのがおすすめです。

給与や報酬が入金される口座しか持っていない場合だと、生活費と貯蓄の区別がつきにくく、つい貯蓄の一部を使い込んでしまう可能性があります。また、銀行のシステムトラブルなどで一時的にお金が引き出せなくなったり、重要な支払いができなくなったりする可能性もあります。

複数の銀行口座に分けておけば、貯蓄を使い込むリスクが減り、銀行側のトラブルで重要な支払いが滞る心配もなくなるでしょう。また、金融機関が破綻した場合のリスク対策としても有効です。複数の銀行口座に預金を分散することで、金融機関の預金保険制度(ペイオフとも言い、1金融機関あたり預金の元本とその利息が1,000万円まで保護される制度)により、それぞれ1,000万円ずつ保護されます。
銀行口座は、「生活費用の口座」と「貯蓄用の口座」に分けて管理する方法がおすすめです。生活費用の口座と貯蓄用の口座の管理方法について解説します。

1.1 生活費用の口座

給与や報酬の受け取り、生活費やローンの支払いなどメインバンクとしての役割を果たす口座です。日常生活の支払いは、生活費用の口座から引き落とされるように設定しておけば、支払い忘れを防げます。

1.2 貯蓄用の口座

貯蓄用の口座を作っておくと、容易に引き出しができないという意識が働くため、お金が貯まりやすくなります。貯蓄用の口座を作るときは、貯蓄の目的を明確に決めておくと、さらに効果的です。

しかし、生活費用の口座でついお金を使ってしまい、「貯蓄用の口座に入れるお金が作れない」という状況に陥ることもあるでしょう。計画的に貯蓄するには、「先取り貯蓄」と「仕組み化」が有効です。

先取り貯蓄とは、給与から一定額を先に貯蓄し、残った金額で生活をやりくりする方法のことです。仕組み化とは、積立預金や財形貯蓄などを活用して、給与から自動的に貯蓄口座へ振り替える方法のことです。

2. 給与振込口座を選ぶ際のポイント

給与振込口座は、生活費用の口座として利用するのが一般的です。多くの会社では、給与振込口座を自由に選択できるので、利便性の高い口座を選びましょう。ここでは、給与振込口座を選ぶときのポイントを3つ紹介します。

2.1 手数料が低い

給与振込口座はメインバンクとして、必然的にお金を引き出したり振り込んだりする機会が多いため、ATM利用手数料や振込手数料が低いものを選びましょう。金融機関の中には、所定の要件を満たすと、毎月一定回数まではATM利用手数料や振込手数料が無料になるところもあります。

2.2 金利が高い

給与振込口座は出し入れが多くなるため、いつでも預け入れ、引き出しができる普通預金口座を利用します。普通預金口座の利息は低いイメージがありますが、実はわずかな金利差でも実際に利息を計算すると大きな差になる場合があります。
200万円を預けると仮定して、年利0.10%と0.40%の利息を比較してみましょう。

年利0.10%と0.40%の利息を比較(200万円を預けると仮定)
年利0.10%の場合 200万円×0.10%ー税金(20.315%)=1,593円
年利0.40%の場合 200万円×0.40%ー税金(20.315%)=6,374円
  1. 上記試算はあくまでも目安であり、端数処理等の関係で実際の計算と異なる場合があります。

このように同じ目的の口座でも、利息に差が出る場合があります。金利の高さも給与振込口座を選ぶときの重要なポイントといえます。

2.3 利便性

急な支出でお金を引き出すケースを想定して、利便性も重視しましょう。肝心なときに最寄りに引き出せるATMがないと、急ぎで現金が必要なときにATMを探し回ることになります。

給与振込口座は、コンビニや駅などで利用できる提携ATMが豊富な金融機関で開設すると便利です。

3. 銀行による違い

銀行には、ネットバンクやメガバンク、地方銀行、信用金庫、信用組合などの種類があり、サービス内容も異なります。銀行の種類によってどのようなサービスの違いがあるのか、具体的に解説していきます。

3.1 預金金利の違い

預金金利については、ネットバンクが他の銀行よりも高い傾向があります。その理由は、対面店舗や専用のATMを保有していないことで、店舗運営費や人件費などの経費を削減できるからです。
ネットバンクについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

3.2 ATM利用手数料・振込手数料の違い

手数料については、金融機関によって異なります。インターネットバンキングを利用することでよりお得に利用することも可能です。さらにインターネットバンキングは24時間利用でき、パソコンやスマートフォンによる操作が可能な点が魅力です。

銀行口座の選び方はこちらの記事でも詳しく解説しています。

4. 給与振込口座は東京スター銀行がおすすめ

「見るべきポイントが多すぎて選べない」という方は、東京スター銀行のスターワン口座をぜひ検討してみてください。スターワン口座の4つのメリットをご紹介します。

4.1 円普通預金の金利が最高年利0.50%(税引後0.3984%)に

スターワン口座では、以下の要件をいずれか1つを満たしたお客さまの円普通預金金利の優遇金利を年利0.40%*で提供しています(2つを満たしている場合は年利0.50% *)。

*税引前
[2024年9月1日時点]
  • 給与振込・年金受取口座に指定
  • 月末に資産運用商品(円仕組み預金・外貨預金・投資信託)を合計300万円以上保有
  • 月内に投資信託を購入かつ月末にNISA口座を保有

詳しくは、東京スター銀行の「金利優遇プログラム」をご覧ください。

4.2 全国の金融機関のATM利用手数料が月8回まで実質無料

東京スター銀行は、提携ATM (メガバンク・ゆうちょ銀行・コンビニATMなど)を月8回まで実質無料で利用できます。※また、利用できるATMは全国で14万台を超えています。

  • スターワン口座をご利用のお客さまは、ゆうちょ銀行やセブン銀行などの提携金融機関ATM利用手数料が、合計月8回まで実質無料です。ATMご利用時には手数料がかかりますが、翌月第一銀行営業日にキャッシュバックいたします。ただしキャッシュバックの上限は、手数料が発生した月の預金平均残高の10%とさせていただきます。キャッシュバックの入金時点で口座を解約されている方は対象外となります。

4.3 インターネットバンキングでの他行宛振込手数料が月5回まで実質無料

スターワン口座を開設しており、以下の要件をいずれも満たした場合は、他行宛振込手数料が月5回まで実質無料となります。※

  • 東京スター銀行のインターネットバンキング「東京スターダイレクト」に登録している
  • 「スターワン口座取引明細書」の郵送設定を「郵送しない」に設定している
  • インターネットバンキングでの他行宛振込手数料が5回まで実質無料。「スターワン口座取引明細書」の郵送設定を「郵送しない」としていただいているお客さまが対象です。インターネットバンキング、テレホンバンクサービスで「郵送しない」への設定変更のお手続きが可能です。手数料はお取引時にいったん引き落とした後、翌月の第一銀行営業日に同額をスターワン円普通預金にキャッシュバックいたします。キャッシュバック実行前にスターワン口座を解約された場合は、キャッシュバックの対象外となりますので、ご了承ください。当行の都合により、予告なく中止、または内容を変更する場合があります。

4.4 すべての外貨預金商品のインターネットバンキングでの預入時の為替手数料が無料

外貨預金は好金利が魅力ですが、円を外貨に預け入れるときに為替手数料がかかってしまいます。しかし、スターワン口座では外貨普通預金をはじめとした、すべての外貨預金の外貨預入時にかかる為替手数料が無料です(※インターネットバンキング限定、ただし外貨預金の引出時には所定の為替手数料がかかります)。またスターワン口座は、外貨専用口座の開設が不要です。

5. まとめ

生活費用の口座と貯蓄用の口座に分けて管理をすると、計画的に貯蓄がしやすくなります。生活費用の口座は、引き出したり振り込みをしたりする機会が多いため、手数料の低さや利便性を重視して選ぶとよいでしょう。また、普通預金口座は一般的に金利が低い傾向があります。しかし、金融機関によって預金金利が大きく異なる場合があるため、しっかり比較検討することが大切です。

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