用語集
ベンチマーク(べんちまーく)
ベンチマークとは、投資信託などの運用成果を評価するための基準となる指標のことです。指数は市場全体の動向を反映し、透明性と客観性が高く、比較が容易であることから投資信託などのベンチマークに採用されやすいです。
例えば、日本株式に投資する投資信託などの場合、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)がベンチマークとしてよく使用されます。これらの指数は、日本の株式市場全体の動向を反映しており、投資信託等の運用成績が市場平均と比較してどの程度優れているか、または劣っているかを評価するために用いられます。
「ベンチマークを上回る」とは、投資信託などの運用成績が設定された基準(ベンチマーク)よりも良い結果を示すことを意味します。例えば、ベンチマークとして設定された指数が年間で5%上昇した場合、その投資信託が6%の上昇を記録すれば「ベンチマークを上回る」と言います。
一方、「ベンチマークを下回る」とは、運用成績がベンチマークよりも劣る結果を示すことです。例えば、ベンチマークが5%上昇したのに対し、投資信託が3%の上昇にとどまった場合、「ベンチマークを下回る」と言います。