用語集
リスクヘッジ(りすくへっじ)
一般的にリスクヘッジとは、将来に起こりうるリスクを予測して、そのリスクを減らす・回避する等の対応できる体制を取って備えることを指します。単にヘッジと呼ぶこともあります。
資産運用におけるリスクヘッジの意味は、株や為替取引などの相場簿変動によって損失が発生する可能性をよそくして、それを事前に防ぐ対策をとることです。
資産運用における主なリスク
- 価格変動リスク
- 株式や債券等の価格(市場)が変動する可能性のことです。
- 為替変動リスク
- 円に対する外貨の為替相場が変動する可能性のことです。
- 信用リスク
- 株式や債券等を発行する国や企業が、財務状況等の理由により債務不履行を起こし、元本・利息の不払いが発生する可能性のことです。
- 金利変動リスク
- 金利が変動することにより、保有資産の価格が変動する可能性のことです。
分散投資によるリスクヘッジ
分散投資とは、リスクの低減を目的とする投資方法です。
分散投資には「資産分散」と「時間分散」があります。
- 資産分散
- 資産分散とは、1つの商品だけで運用をせず異なった複数の商品の分散して投資することをいいます。資産を分散することで安定的な運用が期待できます。
- 時間分散
- 投資を行う際に、購入時期を分散することをいいます。平均購入単価を抑える効果が期待できます。