気候変動への対応

東京スター銀行では、持続可能な社会の実現のため、役職員による省資源・省エネルギー・リサイクル活動を行い、環境負荷低減に努めています。省エネルギー設備・機器への入れ替えのほか、サプライヤーへの対応、リスク管理を進め、気候変動対応の取り組みを推進してまいります。

CO2排出量の削減

経団連カーボンニュートラル行動計画フェーズUに基づき全国銀行協会が定めた基本方針の2030年度におけるCO2排出量を2013年度比で51%減とする目標に対し、2023年度実績は66.7%減を達成しました。

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温室効果ガス(GHG)排出量・エネルギー使用量・電力使用量
計測項目 単位 実績年度
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023
CO2排出量(Scope1+Scope2) t-CO2 3,418 3,094 2,670 2,334 1,947 1,724 1,750 1,522
エネルギー使用量合計(原油換算) KL 1,758 1,635 1,444 1,282 1,095 991 984 856
エネルギー使用量合計(熱量換算) GJ 68,150 63,398 55,976 49,718 42,471 38,426 38,173 33,205
電力使用量 千KWh 6,709 6,312 5,582 4,974 4,261 3,856 3,830 3,332

省エネ・環境配慮型製品の導入

エコオフィスの実現に向け、省エネビルへの入居や、省エネ機器や環境に優しい素材を積極的に導入しています。省エネ性能の高い空調設備やLED照明への移行、サステナブルな材料から作られた部材や低燃費車両の利用を通じて、エネルギー消費の削減に努めています。FSC認証紙の利用はもちろん、サプライヤー選定では、環境への配慮を企業文化とする事業者を優先し、環境負荷の少ない商品を採用しています。

エコオフィスづくり

ペーパーレス化・リサイクルの推進

デジタル化を進め、ペーパーレスオフィスの実現を目指しています。業務プロセスの見直しや文書の電子管理の徹底により、紙の使用量を毎年継続して削減しており、2023年11月に紙出力のさらなる削減を目的に複合機の設置台数を半減しました。
役職員の環境意識向上により、すべての廃棄文書の再資源化、オフィス備品や文具の再利用も継続しており、リソースの有効活用と廃棄物の削減に貢献しています。

サテライトオフィス・テレワークの活用

営業店の一部スペースのサテライトオフィス化やテレワークの実施により、職住近接型のワーキングスタイルを推進しています。通勤距離を短縮することで交通機関から排出されるCO2の削減となるよう意識した取り組みをしています。

気候変動リスクへの対応

SBTi(Science Based Targets initiative)※に取り組んでいる親会社のCTBC Financial Holdingと連携し、当行も温室効果ガス排出量の算出および削減目標設定に向けた取り組みを開始しました。

  • パリ協定が求める水準と整合した、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標の設定支援・認定を行う国際イニシアチブ。